パンダっておもしろい。シャンシャンのライブをよく見てるけれど、おとーさん、おかーさんは竹を選り好みし好みじゃないのはポイと捨てちゃうし、まぁまぁ驚くほどよく寝てるし、おとーさんは何を思ったか時どき高い木にドドドッと登って降りてこないし、シャンシャン のおてんばぶりは驚天動地だし。全然見飽きない。
さてこちら、上野じゃない、和歌山・南紀白浜にあるアドベンチャーワールドのパンダたちの写真集だ。南紀白浜は紀伊半島の南西部に位置するリゾート地だが、ここには現在なんと5頭ものパンダがいる。お父さんパンダの永明(えいめい)、お母さんパンダの良浜(らうひん)、そして、桜浜(おうひん)、桃浜(とうひん)の双子の姉妹、さらに末っ子の女の子結浜(ゆいひん)。すごい!ちなみにアドベンチャーワールドで生まれたパンダには必ず「浜」がついていて、浜家ファミリーと呼ばれている。
この写真集を作った小澤さんはスケボー雑誌の編集者なのだが、パンダ好きでアドベンチャーワールドが大好き!カメラマンの中田さんと何度も通ってこの写真集を作ったのだ。「ほぼ日」の対談で小澤さんは「アドベンチャーワールドのパンダが、いちばん「自由」な感じがする」って言ってるんだけど、この写真集には、まさにその自由さが横溢している。楽しそうだよなぁ。その楽しさを心が受け止め、「かわいい」とか「たまらん」とかそんな言葉に変換され、思わず口を衝いて出る。アドベンチャーワールドにはガラスの仕切りもないそうです。いいねぇ。
というわけで写真集でなんだかんだ言ってもしょうがない(言ったけど)。このパンダフルな写真集、ぜひぜひご覧になってくださいませ。続編の「パンダメンタル」も人気だぞ。
◯読むきっかけになった「ほぼ日」のパンダトーク、こちらもぜひ!
◯毎日見ても飽きないシャンシャンライブはこちら
2018.4.4 昨日も半袖、今日も半袖。寒いはヤだけど暑いもいや。読書は小泉今日子「小泉放談」。
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