また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2018.5/3週)

 出た雑誌。「カーサ・ブルータス」最新号は「猫村さんとほしよりこ」特集。「カーサの猫村さん」の連載100回記念です。カーサらしく、猫村さんが茶室を作っちゃったらしい。ほしよりこさんのインタビュー、石田ゆり子×角田光代対談「私たちの好きな猫村さん。」も楽しみ。表紙もいいなぁ。

 

◯雑誌の内容紹介ページはこちら

 ◯「カーサの猫村さん」はこちらで読めます

◯「きょうの猫村さん」は休止中だけど、こちらがホームページ

 

 あとは文庫が2冊。岸本佐知子編「変愛小説集 日本作家編」(5/15)が文庫になります。全11編を収録 。この本を紹介するときはいつも言ってるような気がするけど、「恋愛」じゃなくて「変愛」ね。収録作品は以下の通り!

 

「形見」 川上弘美
「韋駄天どこまでも」 多和田葉子
「藁の夫」 本谷有希子
「トリプル」 村田沙耶香
「ほくろ毛」 吉田知子
「逆毛のトメ」 深堀 骨
「カウンターイルミネーション」 安藤桃子
「梯子の上から世界は何度だって生まれ変わる」 吉田篤弘
「男鹿」 小池昌代
「クエルボ」 星野智幸
「ニューヨーク、ニューヨーク」 津島佑子

 

 もう1冊は原田マハの「フーテンのマハ」(5/18)が文庫に。っていうか、これは文庫オリジナルかな?昔「小説すばる」で、同名のエッセイが連載されていたようですが単行本化はされてないような…。マハさんは「フーテンのマハ」と自称しているようで、1年の3分の1は蓼科の家にいて、3分の1がパリを拠点に欧州各地、残り3分の1が東京と取材などで訪れる日本各地だそうです。そんなマハさんのフーテンライフが描かれいるエッセイ。ちょっと読みたいぞ。

 
 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから


2018.5.13 東京は午後から雨。録画したのを観た「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」がすごく良かった。読書は窪美澄「じっと手を見る」。

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