さて、出る本。少し前に単独で紹介した川上未映子の話題作「夏物語」(7/11)出ます。詳しくは下の記事を読んでみてください。川上未映子の小説が初めての人は第一部が読めるリンクも貼ってあるので、どんな感じの小説なのか読んでみることをお勧めします。同じくリンクしてある特設ページでは「文學界」最新号のインタビューの一部も読めますよ。ううむ、いろいろ気になるぞ。
ミロコマチコの2年ぶりの絵本「ドクルジン」(7/12)も出ますよ。アマゾンの内容紹介を引用してみますね。
巨大生命体・ドクルジン誕生
なんて きもちが いいんだ
ちからが どんどん あふれてきたぞ
生き物たちが、山が、海が、動き出す。
ミロコマチコが創造する、
プリミティブ&サイケデリックな神話的新境地!
ドクルジンって巨大生命体のことらしいけど、またまたミロコマチコ ワールド全開の絵本になりそう。楽しみ!楽しみ!
さて、宮部みゆきの「さよならの儀式」(7/10)も出ます。初のSF作品集。とはいっても宮部さん「蒲生邸事件」で日本SF大賞を受賞しているし、SF的な作品はいろいろとあります。ミステリー的な始まりからSFに移行していく物語は彼女の得意とするところじゃないでしょうか。というわけで、これも期待大!
さらに、宮部作品が入ったアンソロジー2作が文庫で出ます。「あなたの不幸は蜜の味 イヤミス傑作選」と「あなたに謎と幸福を ハートフル・ミステリー傑作選」、どちらもなかなかの書き手が選ばれてるのでおもしろいかも。あなたは、イヤミス?それともハートフル?
2019.7.7 今日は母の新盆で雨の中新宿へ。読書は佐藤多佳子「明るい夜に出かけて」。これは思ってた以上におもしろいぞ。
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