決まりました!芥川賞は3度目のノミネートの今村夏子さん「むらさきのスカートの女」です。パチパチパチ!全部未読のくせにこんなこと言うのはなんですが、この中なら今村さんか高山さんのどちらかかW受賞かな、と思っていました。よかった、よかった。高山さん、残念!
直木賞は女性作家ばかり6人が候補になったことで話題になりましたが、2度目のノミネートの大島真寿美さん「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」が受賞しました。パチパチパチ!近松半二の生涯を描いた物語です。歌舞伎の「妹背山婦女庭訓」は何度も観ています。朝倉さんの「平場の月」が下馬評高かったので残念でした。窪さんの「トリニティ」は書評に「多分、取れるでしょう!これを落とすようなら選考委員はアホだ」って書いちゃったんで実はガッカリ。いいんだけどなぁ。
◆芥川賞と直木賞、今回のノミネート作品は以下の通り
【芥川賞候補作】
◯今村夏子「むらさきのスカートの女」
◯高山羽根子「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」
◯古市憲寿「百の夜は跳ねて」
◯古川真人「ラッコの家」
◯李琴峰「五つ数えれば三日月が」
【直木賞候補作】
◯朝倉かすみ「平場の月」
◯大島真寿美「渦 妹背山庭訓 魂結び」
◯窪美澄「トリニティ」
◯澤田瞳子「落花」
◯原田マハ「美しき愚かものたちのタブロー」
◯柚木麻子「マジカルグランマ」
◆芥川賞、小川洋子選考委員の講評
◆直木賞、桐野夏生選考委員の講評
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