ちょっと遅くなりましたが、リブロ絵本大賞が少し前に発表されていました。今年の大賞は竹下文子さん文、町田尚子さん絵の「なまえのないねこ」!パチパチパチ!この賞は、リブロ・よむよむ・パルコブックセンターの児童書担当者が選ぶ「最もおすすめしたい絵本」で、今年10回目。2018年8月から2019年7月の間に刊行されたものの中から選ばれています。
町田さんはこのブログで「ねことねこ 」を紹介したばかり。ううむ、表紙の猫もいいなぁ。どんな内容かアマゾンの紹介文を引用してみます。
商店街で暮らす1ぴきの野良猫は、八百屋や書店、パン屋、蕎麦屋、喫茶店などの飼い猫たちが、みんな持っている「名前」に憧れている。
ある日、お寺の猫に「自分で好きな名前をつければいいじゃない」と言われ、名前を探すことに。
街をさまよいながら名前を探す野良猫が見つけた「ほんとうに欲しかったもの」とは?
愛猫家で猫が主人公の作品を多く発表している作家と、同じく愛猫家で猫の絵が人気の画家による猫愛に溢れた絵本。
なるほど、これちょっと気になるので読んでみようっと!今年は10周年記念ということで特別賞も選ばれています。シゲタサヤカさんの「たべものやさんしりとりたいかいかいさいします」。しりとり絵本のようです。
入賞作は以下の8点です。酒井駒子さんが絵を描いた「ねえさんといもうと」とヨシタケシンスケさんの「ころべばいいのに」は僕も読んでいて感想を書いています。どちらも大好き!「みずとはなんじゃ?」は、かこさとしさんが最後に手がけた絵本。他の絵本では「おどりたいの」が絵がきれいでちょっと気になりました。いずれにしても絵本ワールドは多種多彩で楽しいなぁ。これからもいろいろ紹介していきますね。
◯シャーロット・ゾロトウ・酒井駒子 「ねえさんといもうと」の感想はこちら
◯ヨシタケシンスケ 「ころべばいいのに」の感想はこちらです
◯詳細はこちらからリンクにとんでください
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