「波」といえば、本屋さんに置いてある新潮社のPR雑誌。この手の雑誌には講談社の「本」、岩波書店の「図書」、筑摩書房の「ちくま」、角川書店の「本の旅人」などがある。文藝春秋の「本の話」が一番好きだったのだけど、2011年に休刊してしまってガッカリ。装丁なども含めてよかったんだけどなぁ。
これらの小冊子、定価は税込100円ということになっているけど、いまだかって買ったことはなかった。本屋さんのカウンターなどに置いてあるので、見つけたらいそいそと手に取り、ササッとバッグに入れて持ち帰る。無料なので別に遠慮することはないのだけど、なんか、コソコソしちゃうのがおかしい。
買ったことはないけれど、自宅事務所のフリーランスで毎日会社に通っているわけでもないので、こういう小冊子を確実に手に入れることなどできない。出かけた時にちょうど置いてあったらもうけもの、という感じ。だから、それを買う、なんてことは考えてもみなかった。定期購読もできけれど、ぜひぜひ欲しい、というわけでもない。
で、この「波」11月号の内容はフェイスブックで知った。これ!
著者である小野不由美さんのインタビュー記事の他に北上次郎さんの書評もあるので読まないわけにはいかない。インタビューはネットでも公開されているが、やっぱり活字で読みたい。というわけで、確実に手に入れるために僕史上初めて「波」を買いました。100円だけど送料が210円かかったので310円。ま、いいか。で、すでにこの「波」11月号は完売です。小野不由美さんのインタビューは下記で11月29日(金)17:30まで公開されてるのでファンの皆さんはぜひぜひ!短いですが中身の濃いインタビューです。
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