「ゴールデンウィーク」改め「外にデンウィーク」真っ只中ですが、皆さん、いかがお過ごしでしょう?出版業界もどうなのかあぁ、なんだか今ひとつ新刊の出版も盛り上がってないような気もするけど。
で、出た本。コロナブックスから「フジモトマサルの仕事」出ました。イラストレーターで漫画家のフジモトさん、村上春樹さんの期間限定サイト「村上さんのところ」のイラストが特に印象に残っています。フジモトさんのイラスト、いいんだよなぁ。僕は「ほぼ日」のなぞなぞのコンテンツで彼を知ったような気がします。回文など言葉遊びをモチーフにした単行本も出している多才な人です。
そのフジモトさん、2015年に46歳の若さで亡くなられたのですが、この本は彼の仕事を通覧することができる嬉しい一冊。村上さんが巻頭言を書いて、森見登美彦さん他が寄稿しています。これはもう買い!!!
◯「ほぼ日」のなぞなぞコンテンツ、けっこう難しかった
◯フジモトさんのコミック「二週間の休暇」もよかったです
さて、出る本。というか文庫化です。朝井リョウ「風と共にゆとりぬ」(5/8)出ます。エッセイ集です。これ、紹介文を一読すれば、読みたくなる人は読みたくなるかも。「ダヴィンチBOOK OF THE YEAR 2017」2位など高い評価を受けてます。っていうか、面白いだけか。
読んで得るもの特にナシ!
500枚超の楽しいことだけ詰まった大ボリュームエッセイ集。
対決!レンタル彼氏/ポンコツ!会社員日記/冒険!朝井家、ハワイへ/諦観!衣服と私/失態!初ホームステイ/本気!税理士の結婚式で余興/阿鼻叫喚!痔瘻手術、その全貌等
・ダヴィンチBOOK OF THE YEAR 2017 2位
・ブクログ大賞2018 ノミネート
・読書メーター OF THE YEAR 2018 3位
多くの読者に愛された、戦後最年少直木賞作家のユーモアあふれるエッセイ集が待望の文庫化。
日経新聞「プロムナード」連載エッセイや、壮絶な痔瘻手術の体験をつづった「肛門記」を収録。また、その顛末が読める「肛門記~Eternal~」書き下ろし!
もう1冊、文庫化。原田マハ「サロメ」(5/8)出ます。「サロメ」といえばオスカー・ワイルドの戯曲ですが、挿画を描いたオーブリー・ピアズリーも有名にしたことで知られています。この小説は、ワイルドとその恋人、ピアズリーと彼の姉で女優のメイベル、四つどもえの愛憎関係を描いた物語。ううむ。ちょっと気になる。
2020.5.3 世界では規制が緩んで来ている国もありますが日本はまだまだ。読書は宮部みゆき「さよならの儀式」が終わりそう。
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