朝日新聞によると4月下旬の時点で全国で1000店以上の書店が休業中だそうです。元々、出版業界、古書店も含む書店業界は景気がいいわけではなく、このコロナ禍でさらに弱体化しているのは間違いないところ。そんな書店に対する支援の動きの一つとして作家の阿久津隆さん、ブックコーディネーターの内沼晋太郎さんらによって創設されたのが「ブックストア・エイド基金」です。映像などクリエイティブなブロジェクトが多いクラウドファンディングサイトMotion Galleryで行われています。
趣旨が載っているのでまずはそれを引用します。
このプロジェクトについて
新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言が全国に発令され、出口のみえない外出自粛要請と休業要請の日々の中で、全国の書店・古書店を支援するため、有志で立ち上げたプロジェクトです。
この文章も分かりやすい。
「ブックストア・エイド基金」は、わずか3日で1億円を集めたことでも話題の「ミニシアター・エイド基金」に影響を受けています。「ミニシアター・エイド基金」と同じように、みなさんの支援をクラウドファンディングで集め、存続のための新たな一手を模索中の書店・古書店の動きを止めないための緊急支援です。そのため「最たるリターンは書店・古書店の存続」とし、できるかぎり多くの金額を対象となる書店・古書店に還元します。
下のページにいろいろと書いてあるので読んでみてください。参加書店・古書店の一覧や応援コースの詳細、支援金額の分配方法もこちらで分かります。
賛同人として柴田元幸さん、小川洋子さん、川上弘美さん、かっぴーさん、最果タヒさん他多数の方がコメントを寄せています。
まぁ支援の仕方もいろいろだと思うし、開いてる本屋さんならなるべく本を買えばいいという考え方もあると思います。その辺は人ぞれぞれ。僕は地元吉祥寺で時々のぞく古書店「百年」を支援する「参加書店を応援コース」を選んで支援しました。ここなくなっちゃうと困るので。本好きの皆さん、まずはサイトを見てみてください。締め切りは5月29日いっぱいです。
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