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【アート】延期、延長、中止情報!今年の気になる美術展・企画展はいったいどうなった????

 「今年はもう少し積極的に美術展等に足を運んでみよう」とブログに書いたのが1月の初めでしたが、その後、コロナ禍で美術館がどんどん休館になり、企画展も始まったけどすぐに休止、始まらないまま終了などなど、何とも寂しいことになってしまいました。

 

 個人的に一番残念だったのは東京都美術館の「ハマスホイとデンマーク絵画」展に行けなかったこと。これも途中で休室になり、そのまま閉幕になってしまった。もう少し早く行けばよかったのだけど…う〜ん。で、しょうがないので下の特設ショップでポストカードなどグッズを買いました。しくしく。

 

◯特設オンラインミュージアムショップ(現在、停止中。6/12再開~6/30)


 さて、緊急事態宣言も一応解除され、開館された美術館も増えています。で、もう一度、現在の状況をまとめて見ることにしました。

 

 今年一番の楽しみにしていた東京国立近代美術館の「ピーター・ドイク展」ですが、始まった途端に休館になり、6月14日までだったのでそのまま閉幕かと思っていたのですが、6月12日から再開、会期も10月11日までと大幅に延長されました。よかったぁ!コロナ対策として事前に日時指定チケットの購入が必要なので注意してください。

 

 ◯「Peter Doig/ピーター・ドイグ展」国立近代美術館 

 

 国立西洋美術館の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」、この美術館がこれだけの所蔵品をまとめて出品するのは異例のことで、この美術展も注目されていましたが、開幕が延期に。どうなることかと思ってましたが、6月18日から10月18日に開催決定。大阪の国立国際美術館での開催も11月3日から1月31日の開催になりました。東京展では日時指定のチケット等が必要です。これもHPをチェックしてください。

 

◯「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」国立西洋美術館 

 

  ブリジストン美術館が生まれ変わったアーティゾン美術館。「クロード・モネ-風景への問いかけ」展は7月11日開催予定でしたが、来年初夏に延期になりました。

 

◯「クロード・モネ-風景への問いかけ」アーティゾン美術館

 

 

 1月の時点では紹介できなかったBunkamuraザ・ミュージアムの「没後35年 有元利夫展」。6月25日から開催予定でしたが、なんと中止になっちゃいました。有元さん、大好きなのに。ガッカリ!改めてやらないのかなぁ。期待!

 

◯「没後35年 有元利夫展 花降る空の旋律」Bunkamuraザ・ミュージアム


 東京国立博物館平成館の「国宝 鳥獣戯画のすべて」は会期変更。2021年春に延期になりました。


◯「国宝 鳥獣戯画のすべて」東京国立博物館平成館 

 

 これも前回は紹介しなかったのですが、7月開催だった東京ミッドタウン・ホールの特別展「北斎/HOKUSAI2020」も来年開催に。これ実物もあるのですが、デジタル展示がちょっとおもしろそうで期待してました。

 

◯生誕260年記念 特別展「北斎/HOKUSAI 2020 

 

 東京・寺田倉庫GIの「バンクシーって誰?」展 は8月末開催ですが、今のところ予定通りです。

 

「BANKSY展(仮称)」東京・寺田倉庫G1 8/29~12/6

 

 これも個人的に注目していたユニクロ、セブンイレブンなどのロゴでもおなじみ、日本を代表するクリエイティブディレクター佐藤可士和の30年の軌跡を多角的に紹介する展覧会「佐藤可士和展」は9月開催から来年の2月開催へ。


「佐藤可士和展」国立新美術館 

 

 以上です。まずは「ピーター・ドイク展」には行きたいのだけど、悩ましいよなぁ。まだまだ心配であまり都心には出かけてない。10月まで会期延長になったので本当はもう少し後に行ければいいのだけど、また中断、中止になる可能性もあるしなぁ。うううむ…。 

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