さて、出た本。少し前に出た松田青子「持続可能な魂の利用」、評判がいいので気になっています。信頼している書評家・豊崎由美さんはこんなツイートを。
平手友梨奈さんが大好きな女性は、全員、今すぐ、松田青子さんの素晴らしい小説『持続可能な魂の利用』(中央公論新社)を読まなくてはなりません。読んで、励まされなくてはなりません。勇気づけられなくてはなりません。
— 豊崎由美≒とんちゃん (@toyozakishatyou) 2020年6月25日
松田さん、わたしはこの小説を中学生の時に読みたかった……。
アマゾンから内容紹介を。
「どうして親は私に殺しのテクニックを叩き込んでくれなかったのだろう」会社に追いつめられ、無職になった30代の敬子。男社会の闇を味わうも、心は裏腹に男が演出する女性アイドルにはまっていく。新米ママ、同性愛者、会社員、多くの人が魂をすり減らす中、敬子は思いがけずこの国の“地獄”を変える“賭け”に挑むことに―。「おじさん」から自由になる世界へ。
ううむ、これは読むべきではないだろうか。読まねば!!
宇佐美まこと「ボニン浄土」、出ました。彼女の前作「展望塔のラプンツェル」は、この秋発表予定の山本周五郎賞ノミネート作、2019年「本の雑誌が選ぶベスト10」第1位にも選ばれています。まだブログにはアップしてませんが、「展望塔のラプンツェル」スゴイんです。う〜む、と唸りました。水曜日ぐらいに書評を載せますが、宇佐美まこと、あなどれない!というわけで新作「ボニン浄土」にも注目です。
最後も出た本。見落としていたのですがあのシリーズの最新作「おもしろい!進化のふしぎ さらにざんねんないきもの」出ました。第5弾では野菜や果物、菌も加えて100以上の新しい真実を紹介しているようです。この最新作の広告のキャッチが「また出しやがった!」、いいなぁ。
そういえば「ざんねんないきもの事典」って子どもの本総選挙で2連覇したんですよね。僕も読んでいますが大好きです。
2020.6.28 コロナ感染者数、また増えてきて心配。読書は「フジモトマサルの仕事」、いいです。
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