さて、出た本。これあまり話題になってなかったので知らなかったのですが、フレイディみかこ「ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain」出てました。彼女のエッセイは「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」「ワイルドサイドをほっつき歩け」と2冊読みましたが、どちらもすごくおもしろかった。この本も英国の今を切り取っていて期待できそうです。コロナ禍の英国も気になるな。アマゾンの紹介文を!
EU離脱、広がる格差と分断、そしてコロナ禍……。政治、経済、思想、アート、映画、テレビ番組、王室、英語、パブ…など英国社会のさまざまな断片から、激動と混沌の現在を描く、時事エッセイ集。
うむ、これも読もう!
◯ブレイディみかこ、2つのエッセイの書評はこちらから
もう1冊、出た本。今泉忠明監修「ハシビロコウのすべて 改訂版」が出てました。2019年5月に出てこのブログでも紹介したムックの改訂版です。急逝した伊豆のビルのメモリアルページや新しくやってきた松江のブドウの紹介ページなど最新情報をプラスした内容。うむ、ハシビロコウファンとしてはこれもチェックしなければ!!!
◯前作の感想はこちらから!
さて、出る本。木皿泉「さざなみのよる 」 (11/5)文庫になります。河出文庫から。これは2018年の僕の年間マイベスト1位小説。脚本家の木皿泉さんは小説もいいのです。NHKで放送された「富士ファミリー」というドラマの前日談的な物語。ナスミという女性が残した言葉や行動がさざなみのように、いろいろな人の心の中にひろがっていくという物語。心に沁みます。未読の人はぜひぜひ!この表紙もいいなぁ。
◯「さざなみのよる 」の僕の書評はこちらから
◯これまでの「出る本、出た本」はこちらでチェックを!
2020.10.28 大阪都構想、否決されましたね。川崎の中村憲剛引退かぁ。寂しい。読書は横山秀夫「ノースライト」。
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