出る本。角田光代「銀の夜」(11/19)出ます。角田さん、源氏をずっとやってたので5年ぶりの長編とか。ただ、書き下ろしとかではなく眠っていた作品らしい。アマゾンの紹介文を。
女子高時代に少女バンドを組んでメジャーデビューをした三人は35歳となった。自分の人生に確かなものをつかみたい。生きる手応え、深い充実を求めてあがく女たち。14年間埋もれていた傑作が、今、私たちの魂を揺さぶる。著者5年ぶりの長編小説。
「埋もれていた傑作」なんてあるのか、って気もしますが角田さんだからなぁ。これはやっぱり読みたい。
川上弘美「私の好きな季語」(11/20)、出ます。川上さんは俳人でもあります。これもアマゾンの紹介文を。
96の季語から広がる、懐かしくて不思議で、ときに切ない俳句的日常。
俳人でもある著者による初めての「季語」にまつわるエッセー集。散歩道で出会った椿事、庭木に集う鳥や虫の生態、旬の食材でやる晩酌の楽しみ、ほろ苦い人づきあいの思い出、ちょっとホラーな幻想的体験など、色彩豊かな川上弘美ワールドを満喫しながら、季語の奥深さを体感できる96篇。名句の紹介も。
あぁ、これはもう川上弘美ワールド!彼女がどんな句が好きなのかも気になるところ。これもやっぱり読まなくちゃ。おっ、表紙がかわいい。
さてさてさて、もう一つビッグな新発売。というか改訂ですが「新明解国語辞典 第八版」(11/19)出ます。9年ぶりの全面改訂です。新語・新項目約1500語、収録項目数約7万9000。そうか、新明解が一番売れてるんだ。語釈がユニークで話題になった新明解、赤瀬川原平さんが「新解さんの謎」なんて本も出しました。第八版、いろいろ変化もあるようですが詳しくは特設サイトから。
何種類か出ますが、赤が普通版。青版、白版は色違いでどれもB6判。小型版はA6変型判になっています。デジタルの辞書もあるけど、やっぱり辞書は紙のものがいいよなぁ。語釈も楽しみだし、なんか買っちゃいそう。
◯赤瀬川原平「新解さんの謎」もぜひ!文庫です。
◯これまでの「出る本、出た本」はこちらでチェックを!
2020.11.16 コロナはどうしようもなくなっちゃった感じ。自分で自分を守るしかなさそうです。読書は川上弘美「三度目の恋」。
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