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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!保坂和志「猫がこなくなった」が気になる!「Number」最新号はまたまた将棋特集!!(2021.1/3週)

 

 では出る本、保坂和志「猫がこなくなった」(1/14)出ます。猫好きの保坂さん、猫小説かと思ったらこれは9つの話を収録した短編集。もちろん表題作他、猫小説もいくつか収録されているようです。詳しくは、アマゾンの紹介を。

猫好きの友人の高平君がうちに来て、涙ながらにいなくなった猫の話をはじめた、聞けば聞くほど私が外で世話していたキャシーそっくりだった。
ついに1ヵ月経ったところで高平君は、迷い猫のポスターを貼りだした。それを作ったのは二週間目だったが、「貼ったら事実を固定化するみたいじゃん。」と思っていたのだ。レディはきっと帰ってくる、キャシーもそうだ。
果たして高平君のレディはみつかるか?(表題作)

特別に忘れがたい猫、突然伐られてしまった大きなヒマラヤ杉、賢いカラス、鎌倉の家から見えた川端先生のお屋敷、夏の明るい日差しの中で本を読むこと、隣家の物置きに住み着いた赤ん坊連れの女のひと、子猫が友人の手のなかで命を落とした夜明けまでの夜・・・

「命において死は生きるのと平行して在りつづける」ことを証しだてる9つの短篇小説。

保坂さんの小説は好きなので、これもぜひ読んでおきたいぞ。

 

◯保坂和志、他の本の書評はこちらから


 

 出た雑誌。「Number」最新号はまたまた将棋特集!というか藤井聡太特集、「藤井聡太と将棋の冒険」。前回の「藤井聡太と将棋の天才」は「あのNumberが?」という話題性と藤井二冠の活躍でかなりの売れ行きだったらしい。彼はなんと2020「Number MVP賞」も受賞してるんです。前回はラグビー日本代表、その前が大坂なおみ、サッカーや野球の名選手たちが獲得している賞。「Number」の将棋特集、まだまだ続きそうだなぁ。

2021.1.11   連休最終日。明けてどれくらい通勤の人が減るのかな?ゆる過ぎると言われている今度の緊急事態宣言、効果のほどは??読書は吉田修一「湖の女たち」。

 

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