さて昨日、芥川賞・直木賞の受賞作が発表されたばかりですが、2021年本屋大賞ノミネート作品10作も今日発表になりました。「推し、燃ゆ」入ってますね。うむ。昨年の第17回は凪良ゆうさんの「流浪の月」が受賞しましたが、彼女の作品もまたノミネートされています。まず10作の紹介を。表紙をクリックするとアマゾンにとべます。
伊吹有喜「犬がいた季節」
青山美智子「お探し物は図書室まで」
宇佐見りん「推し、燃ゆ」
加藤シゲアキ「オルタネート」
伊坂幸太郎「逆ソクラテス」
深緑野分「この本を盗む者は」
町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」
山本文緒「自転しながら公転する」
伊与原新「八月の銀の雪」
凪良ゆう「滅びの前のシャングリラ」
既読が2冊。「推し、燃ゆ」と「自転しながら公転する」。宇佐見さんW受賞でももちろんいいのですが本屋大賞は山本文緒さんの「自転しながら公転する」推し!これもまた激しく共感を呼ぶ物語です。それぞれの書評、読んでみてください。
さて、その他のノミネート作品。短編集が「逆ソクラテス」と「八月の銀の雪」2冊もあります。短編でノミネートされるとういうのはかなりのレベルじゃないのかなぁ。「お探し物は図書室まで」と「この本を盗むものは」、本関連の小説が2冊入っているのも注目です。
「王様のブランチ」のBOOK大賞受賞作、この賞と本屋大賞ってこの5年で3回ダブってるのですが、昨年末に選ばれたのが「52ヘルツのクジラたち」。この小説、けっこう話題になってたので気になります。
犬好きとしては応援しちゃう「犬がいた季節」、侮れないぞの「オルタネート」、そして、ディフェンディングチャンピオンの「滅びの前のシャングリラ」。さてさて、どれが選ばれるか?僕は山本文緒さん「自転しながら公転する」応援で。
大賞の発表は4月14日。同時に発掘部門、翻訳小説部門の発表もあります。
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