発表になりました!2021年本屋大賞!!町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」です。パチパチパチ!これ、評判がいいのは知ってたのですが未読です。アマゾンの紹介文を引用してみます。
「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。
注目作家・町田そのこの初長編作品!
児童虐待をテーマにした小説です。あ、初めての長編作品だったんだ。朝日新聞の「好書好日」でのインタビューがよかったです。
◯2位以下の順位は次の通りでした!
2位 青山美智子「お探し物は図書室まで」
3位 伊吹有喜「犬がいた季節」
4位 伊坂幸太郎「逆ソクラテス」
5位 山本文緒「自転しながら公転する」
6位 伊与原新「八月の銀の雪」
7位 凪良ゆう「滅びの前のシャングリラ」
8位 加藤シゲアキ「オルタネート」
9位 宇佐見りん「推し、燃ゆ」
10位 深緑野分「この本を盗む者は」
僕が推していた山本文緒さん「自転しながら公転した」は5位でした。う〜ん、もう少し上だと思うけどなぁ。あと宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」を芥川賞を取ったからって投票しなかったとしたら本屋さんも情けないですね。この順位はちょっと失礼です。
同時に発表された発掘部門はみうらじゅんさんの「ない仕事の作り方」。みうらさん、好きだなぁ。
翻訳小説部門はディーリア・オーエンズ「ザリガニの鳴くところ」に決まりました。人気の小説ですね。
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