抜群におもしろい春ドラマ(視聴率はなぜかイマイチ)「大豆田とわ子と三人の元夫1」(6/9)、坂元裕二のシナリオ本が早くも出ます。1話から5話までを収録。2は7月発売が決まっています。
今シーズンは視聴率だけでいうと「イチケイのカラス」が唯一平均で2桁越えですが、あとはこの「大豆田〜」も「リコカツ」も「コントが始まる」も視聴率イマイチなのです。最近、10代20代の約半数はテレビを見ないという統計が出ましたが、ううむ、どうなんですかね?ドラマも見ないのか?TVerなどで見ているのか?何れにしても坂元裕二らしさが横溢するこのドラマ、セリフもじっくりと楽しみたい気分。これは買いだな。
◯坂元裕二ファンならこれもぜひ!
出た絵本。韓国の絵本作家ペク・ヒナの「お月さんのシャーベット」出てました。「天女銭湯」「あめだま」「ぼくは犬や」、どれも粘土で作った人形の造形が素晴らしく、話もおもしろかったペク・ヒナさんですが、これは彼女の初期の作品。人形は紙で作られてるそうです。表紙を見ても、粘土のとはちょっと感じが違うなぁ。2010年に出版されたこの絵本、韓国で13万部の大ヒット!中国や台湾でも出版されています。翻訳はペク・ヒナ作品でおなじみの長谷川義史さんの大阪弁訳。これもまた楽しみ!!アマゾンから内容紹介を。
真夏の夜のこと――えらいこっちゃ、お月さん、とけてはるがな。暑くて暑くてねぐるしい夜、どの部屋も窓をしめて、エアコンびゅんびゅん、扇風機ぶんぶん。あまりにも暑すぎて、ついに、お月さんがとけだした。おばあさんはたらいにしずくをうけとめ、ひんやりあま~いシャーベットをつくります。ペク・ヒナが贈る愛のファンタジー世界。
◯ペク・ヒナ絵本のぼくの感想はこちら!
◯これまでの「出る本、出た本」はこちらを!
2021.6.7 確かに感染者数は減ってきているコロナだけど、宣言が出ているわりには減り方は少なく、まだまだの感じ。人出が多いのも心配。読書はチョ・ナムジュ「ミカンの味」。