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【BOOK NEWS】川上未映子:作 岸井ゆきの:朗読「春のこわいもの」、Amazonオーディブルってどうなんだろう?

 

 川上未映子の新作小説「春のこわいもの」、これオーディオブックとして配信されていたのは知ってたのですが、僕は耳が悪いのでたぶん聞こえないと思い、気になりながらもスルーしてました。でもさぁ、タイトルも魅力的だし、朗読が岸井ゆきのだし、なんといっても川上未映子は今一番気になる作家。オーディブルといえども、やっぱり気になる!

 

 で、これって書籍化もされるそうですが、発売は来年2月!いやいやいや、小説できてて録音もしちゃったのに本にするのにそんなにかかるのかよ!出版界のことはよく分からんが遅すぎでしょう。新潮社とアマゾン・オーディブルが共同制作した「オーディオファースト」の第一弾らしいのだけど、配信から売りたいのかな?

 小説の内容はこんな感じ。アマゾンの紹介文から。6編の短編集なんですかね。再生時間は5時間31分です。

 

“感染症”大流行直前の日常を舞台に描かれる6編の物語。


入院中のわたしがきみに宛てた手紙 ─「青かける青」。
高級ホテルでギャラ飲みの面接を受ける二人の女性 ─「あなたの鼻がもう少し高ければ」。
死期が近づいている老女と大柄な後ろ姿の家政婦 ─「花瓶」。
あなたと生年月日がまったく同じ作家の自殺 ─「淋しくなったら電話をかけて」。
大切な手紙を探しに夜の学校に忍び込む僕と彼女 ─「ブルー・インク」。
高校時代の親友から久しぶりにかかってきた電話に ─「娘について」。

 

 うむ。「こわいもの」の話なんですね。要約、うまくないけど。で、オーディブル、最初の1冊は無料らしい。無料体験終了後は月額1,500円。どうなんでしょうね?小説だけじゃなくニュースとか落語とかいろいろあるみたいだけど。誰か無料体験で聞いてみて感想など教えてくれないかなぁ。

 

◯アマゾン・オーディブルはこちらから。上の写真からも飛べます。