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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!注目の2冊、山本文緒の短編集「ばにらさま」、ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」出ます!(2021.9/3週)

 

 ううむ、今週はパワフルな2冊登場!1冊目は「自転しながら公転する」が大きな話題を呼んだ山本文緒の短編集「ばにらさま」(9/13)、今日発売です。下の文春のページで山本さんのコメントが読めますが

 

どの作品にも「え?!」と驚いて頂けるような仕掛けを用意しましたので、きっと楽しんで頂けると自負しております。

 

 という最後の言葉が気になります。「自転しながら公転する」でもエピローグで読む者を驚かさせた山本さん、さてさて、今度はどんな物語たちに出会えるのか?すごく楽しみ!しかし、この表紙はなんだ?僕を拒否してるような。でもでも、買うぞ!うむ。

 

◯山本さんのコメント全文はこちら!

◯山本文緒「自転しながら公転する」の僕の書評はこちら!

 

 
 もう1冊はあの衝撃のエッセイの続編、ブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」(9/16)出ます!1はイエローの表紙が印象的でしたが今回はちょっとブルー?前回同様、中田いくみさんのイラストがいいです。さて、あのクレバーな男の子はどうなったのかな?アマゾンの紹介文を。
 
「ぼく」は13歳になった。
そして親離れの季節が――。
80万人が読んだ「一生モノの課題図書」、ついに完結。

13歳になった「ぼく」の日常は、今日も騒がしい。フリーランスで働くための「ビジネス」の授業。摂食障害やドラッグについて発表する国語のテスト。男性でも女性でもない「ノンバイナリー」の教員たち。自分の歌声で人種の垣根を超えた“ソウル・クイーン"。母ちゃんの国で出会った太陽みたいな笑顔。そして大好きなじいちゃんからの手紙。心を動かされる出来事を経験するたび、「ぼく」は大人への階段をひとつひとつ昇っていく。
これは、読んでくれたあなたの物語。
そして、この時代を生きるわたしたちの物語――
 
 そうか、13歳になったのか。これはもう読むっきゃない。読もう、読もう!いろいろ考えることも多い読書は楽しいぞ!!!!!
 
◯新潮社のページ、試し読みあります!

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の僕の書評。文庫になりました!

 

 

2021.9.13 昨日は女子カーリングが気になり、今日は豊島ー藤井の叡王戦が気になる。読書はアイリーン・M・ペパーバーグ「アレックスとわたし」。