さて、今年の山田風太郎賞、ノミネート作品が発表になりました。以下の5作です。ううむ、これは…。
◯浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」
◯一穂みち「スモールワールズ」
◯千早茜「ひきなみ」
◯米澤穂信「黒牢城」
山田風太郎賞ってどういう賞なのか、ちょっと確認したかったのでHPからその概要を引用してみます。
戦後日本を代表する大衆小説作家、山田風太郎。本賞は氏の独創的な作品群と、その作家的姿勢への敬意を礎に、有望な作家の作品を発掘顕彰するために創設されたものです。ミステリー、時代、SFなどジャンルを問わず、対象期間に発表され、最も面白いと評価された作品に贈られます。
山田風太郎はいろいろなジャンルの物語を書いて、どれもが魅力的な小説家でした。で、5冊。またまた全未読。ただ一穂みちさんの「スモールワールズ」には目をつけてます。目をつけてるだけだけど。まぁどの作者も名前は知ってるんだけど読んでないなぁ。
それぞれのアマゾンの紹介文を読んでみると、ううむ、さすがにどれもおもしろそう。千早茜さん「ひきなみ」、脱獄犯と一緒に逃げちゃう少女の話(いい加減なまとめ)が気になります。これはちょっと読みたい。ま、どれが選ばれるか楽しみに待ちましょう。
選考委員は奥泉光、恩田陸、貴志祐介、筒井康隆、林真理子、夢枕獏、というそうそうたるメンバー。選考会は10月29日です。
◯山田風太郎賞のサイトはこちら