また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評、新刊案内など、本関連の最新ニュースを中心にお届けします。

【本の雑誌】2021年度「本の雑誌」年間ベスト10、第1位は鈴木忠平「嫌われた監督」!あの中日・落合監督の話だっ!!!!

 「本の雑誌」のベスト10、気にしてる人が多いのかなぁ。けっこうたくさんの人が検索できて、まだなので、上半期ベストのページを見てくれていました。で、年間ベストの発表です。1位は鈴木忠平さんの「嫌われた監督」。副題に「落合博満は中日をどう変えたのか」とあります。ううむ、野球ファンとしては気になってた1冊ですが1位とは!俄然読みたくなりました。読もう!!2位以下もドドッと!

 

1 鈴木忠平「嫌われた監督」

2 白取千夏雄「『ガロ』に人生を捧げた男」

3 砂原浩太朗「高瀬庄左衛門御留書」
4 国分拓「ガリンペイロ」
5 長谷川晶一「詰むや、詰まざるや」
6 ジェローム・K・ジェローム「骸骨」
7 君嶋彼方「君の顔では泣けない」
8 クォン・ヨソン「きょうの肴なに食べよう?」
9 金原ひとみ「アンソーシャルディスタンス」
 
10 樋口大良+子どもヤマビル研究会「ヒルは木から落ちてこない。」

 

  なるほどなるほど。え〜っといつものことですが読んだのは金原さんの「アンソーシャルディスタンス 」だけ。でもこれ9位ですが高評価でした。僕の年間マイベストでもあります。よかった!

 

 で、野球本がもう1冊。5位の「詰むや、詰まざるや」は副題が「森・西武vs野村ヤクルトの2年間」とあります。92年と93年の伝説の日本シリーズの話。ううううむ、これも読みたいっ!

 

 今回、上記含めてノンフィクションや小説以外の本が6冊もあります。2位の「『ガロ』に人生を捧げた男」、4位「ガリンペイロ」、8位の「今日の肴なに食べよう?」10位の「ヒルは木から落ちてこない」。特に気になったのは「ガリンペイロ」、アマゾンで金を掘っている人たちのノンフィクションなのですが、その書き方が「世界文学の味わい」だとか。ううううむ。どんなの?気になる!

 

 小説では砂原浩太朗さんの「高瀬庄左衛門御留書」、これは「本の雑誌」上半期ベスト1の時代物。砂原さん「彗星のごとく現れた時代小説界の旗手」と高い評価です。ジェローム・K・ジェローム「骸骨」は幻想譚を集めたもの。7位の君嶋彼方「君の顔では泣けない」はちょっと新しい男女の入れ替わりもの。これは少し気になった。

 

 詳細はぜひぜひ「本の雑誌」1月号を読んでみてください。他にも、SF、ミステリー、時代小説、現代文学、ノンフィクション、エンターテインメントなど各分野のベスト10が発表されています。作家・評論家など32名の「私のベスト3」も楽しいですよ。

 

 

◯これまでの「本の雑誌」ベストテン関連の記事はこちら

 

 

 

【書評ランキングに参加中】

ランキングに参加中。押していただけるとうれしいです。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ