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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!期待度大!川上未映子「春のこわいもの」。宮部みゆき「きたきた捕物帖」、凪良ゆう「流浪の月」が文庫に!!!(2022.3/1週)

 

 出た本、昨日発売です。すでにこのブログでもお知らせした川上未映子さんの「春のこわいもの」出ました。欧米で翻訳本が出た「夏物語」以来2年半ぶりの新刊。6つの物語が収録された短編集です。アマゾンの紹介文を!

 

こんなにも世界が変ってしまう前に、わたしたちが必死で夢みていたものは――

感染症が爆発的流行を起こす直前、 東京で6人の男女が体験する、甘美きわまる地獄めぐり。ギャラ飲み志願の女性、深夜の学校へ忍び込む高校生、 寝たきりのベッドで人生を振り返る老女、 親友をひそかに裏切りつづけた作家…… かれらの前で世界は冷たく変貌しはじめる。
これがただの悪夢ならば、目をさませば済むことなのに……

世界中が切望していた2年半ぶりの最新作、ついに刊行!

 

 インタビューなどによると、コロナ禍の不穏な日常をその直前を描くことで表現した、とあります。これは期待!読みたいぞ。

 

 

 文庫化が2つ。宮部みゆき「きたきた捕物帖」(3/3)、PHP文芸文庫から出ます。宮部みゆきさん、捕物関係の物語はいろいろ出ているのですがタイトルを「捕物帖」としたのはこれが初めて。既読ですが、全体のプロローグ的な感じがするこの第1巻から気合いが入っています。おもしろい!ぜひ!僕の書評も読んでみてください。

 

 

 出た文庫、凪良ゆう「流浪の月」、創元文芸文庫で文庫になりました。2020年の本屋大賞受賞作です。これは既読で設定などなかなかおもしろいのですが、リアリティという意味ではちょっと不満が。まずは僕の書評を。

 

 ううむ、どうなんでしょうね?で、この小説、映画化が決まっています。監督が「フラガール」「悪人」などの李相日、主演の2人は広瀬すずと松坂桃李。横浜流星、多部未華子他の出演。なかなかのキャストで期待できそうです。5月13日公開!

 

 

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2022.3.1 ロシアのウクライナ侵攻、さて、どうなる?まったくとんでもないです。読書は金原ひとみ「ミーツ・ザ・ワールド」。