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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!上橋菜穂子、待望の新作「香君 上・下」出ます!川上未映子訳の「ピーターラビットシリーズ」第一回配本3冊も気になる!!(2022.3/4週)

 

 

 出る本、わぁ!上橋菜穂子待望の新作「香君 上・下」(3/24)出ます!!このタイトル、どんな話なんだろう?上下2巻で完結かな?とりあえずアマゾンの紹介文を!

◯上巻「西から来た少女」の紹介

遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オアレ稲。ウマール人はこの稲をもちいて帝国を作り上げた。この奇跡の稲をもたらし、香りで万象を知るという活神〈香君〉の庇護のもと、帝国は発展を続けてきたが、あるとき、オアレ稲に虫害が発生してしまう。
時を同じくして、ひとりの少女が帝都にやってきた。人並外れた嗅覚をもつ少女アイシャは、やがて、オアレ稲に秘められた謎と向き合っていくことになる。

『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』の著者による新たなる代表作の誕生です。

 

◯下巻「遥かな道」の紹介

「飢えの雲、天を覆い、地は枯れ果て、人の口に入るものなし」――かつて皇祖が口にしたというその言葉が現実のものとなり、次々と災いの連鎖が起きていくなかで、アイシャは、仲間たちとともに、必死に飢餓を回避しようとするのだが……。
オアレ稲の呼び声、それに応えて飛来するもの。異郷から風が吹くとき、アイシャたちの運命は大きく動きはじめる。

圧倒的な世界観と文章で我々に迫る物語は完結へ。

 

 ふむふむ、これもやっぱり上橋ワールドだなぁ。医療的な要素も入って来そうですごく楽しみ。あ、完結とあるから上下で終わりなのか。早く読みたいぞ!!

 


  さて、これも注目作。あのピーターラビットの物語が川上未映子訳で蘇ります。今年が出版120周年にあたるビアトリクス・ポターのピーターラビットシリーズ。今回から早川書房がピーターラビットの公式出版社になるそうです。

 で、今回が第1回の配本。「ピーターラビットのおはなし」「赤りすナトキンのおはなし」「グロスターの仕たて屋」(すべて3/24)が出ます。ううむ、考えてみると僕はピーターラビット、読んだことないな。ビアトリクス・ポターの絵のタッチはすごく好きだけど。川上さんの訳も気になるしちょっと読んでみようかな?

 ちなみに全国の書店、一部ネット書店(紀伊國屋書店ウェブストアとhonto)で全巻予約をすると全23巻を収められる収納BOXと英語学習にも役立つ「The Tale of Peter Rabbit(ピーターラビットのおはなし)」英語原文を収録した小冊子がもらえるそうです。詳しくは下記リンクを。

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから!


2022.3.21  コロナのいろいろ今日で全解除。でもいろいろと心配はあるなぁ。年度末だし。読書は川上未映子「春のこわいもの」。

 

 

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