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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!ルシア・ベルリン「すべての月、すべての年」出たっ!燃え殻「それでも日々はつづくから」今日マチ子「夜の大人、朝の子ども」も気になる!!(2022.4/5週)

 

 出た本、ルシア・ベルリン「すべての月、すべての年」出ました。「掃除婦のための手引き書」、今読んでますがこの人、噂通りすごいや。その人生が物語を紡いでる人!翻訳は岸本佐知子さん。今回も表紙がいいなぁ。アマゾンの紹介文を!

 

魂の作家による19の短編。
ロングセラー『掃除婦のための手引き書』のルシア・ベルリン、待望の新邦訳作品集。

『掃除婦のための手引き書』の底本である短編集 A Manual for Cleaning Women より、同書に収録しきれなかった19編を収録、今回も傑作ぞろいの作品集です。

〈収録作品〉
虎に噛まれて/エル・ティム/視点/緊急救命室ノート、一九七七年/失われた時/すべての月、すべての年/メリーナ/友人/野良犬/哀しみ/ブルーボネット/コンチへの手紙/泣くなんて馬鹿/情事/笑ってみせてよ/カルメン/ミヒート/502/B・Fとわたし

 

「掃除婦のための手引き書」、文庫になっているので未読の人はぜひぜひ!

 

 出る本、燃え殻「それでも日々はつづくから」(4/27)出ます。彼の書いたものは小説もエッセイも好き。これは「週刊新潮」に連載されていたエッセイです。アマゾンの紹介文を!

ズルズルと行けるところまで、やってみるしかない。 日々、僕たちは少しずつ摩耗し、「いっそ消えてしまいたい」それくらいの傷だらけで今日も生きている。決定的に死にたくなるような出来事は、そんなに起きないけれど。「己を鼓舞する呪文がほしい。この本にはそのヒントがあります」と壇蜜さんも推薦!! 週刊新潮連載の人気エッセイ(+コラムとマンガ入り)、待望の書籍化。

 

 ううむ、何だか今はこんな風に感じている人が多いような気がする。己を鼓舞する呪文、欲しい人も多いのかも。

 

 

 今日マチ子「夜の大人、朝の子ども」(4/27)も出ます。今日さんのコミックが出ると、いろいろ気になって結局読んじゃう。今度はどんなテーマなんだろう?これも紹介文をアマゾンから。

今日マチ子さんの漫画「夜の大人、朝の子ども」の1ページ目は、
土曜日の家族連れは大きな花束みたいだ から始まります。

離婚して、息子の親権を夫に渡し、ひとり暮らしをするゆいにとって、休日に見かける家族の姿はとてもまぶしく見えるからです。うっすらとした不安や焦りを抱える彼女にとって、「無邪気でいられた子どもに戻りたい」という願いは浮かんでは消えますが、夜見る夢の中で叶います。

引っ越してから音信不通だった親友、寂しいときに大切な1冊を教えてくれた図書館司書の先生、意地悪をされてもどこか嫌いになれなかったクラスメイト……。あたたかい子ども時代に、大人になって感じた傷を癒されて過ごしていくうちに、また夢の中で願うのです。「はやく大人になりたい」と。子どもの頃の思い出が、大人のわたしに勇気と自由をくれる全12話の漫画です。

 ふむふむ、これも気になるなぁ。ぜひ読みたい1冊!今日マチ子さんはこれもとてもよかったです。

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから!


 

 

 

 

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