出た本、又吉直樹・ヨシタケシンスケ「その本は」出ました。朝日新聞に下のような1面の広告が出て驚きましたが、又吉さんとヨシタケシンスケさんの組み合わせ、なんだかとても気になるぞ。
今朝からまわりの者たちがざわついていて、何事かと思ったら、どうやら今日の朝日新聞がえらいことになっているじゃないか!!
— とある本好きの王様_『その本は』公式 (@sonohonwaPR) July 30, 2022
あの男たちの写真が、新聞にでかでかとのっているじゃないか、、
皆の衆もチェックするのじゃ!!#その本は#又吉直樹#ヨシタケシンスケ pic.twitter.com/HsXWTDtmfD
この本の存在を知った時からどんな本なのか気になっていたのですが…、まずはアマゾンの紹介文を。
本の好きな王様がいました。王様はもう年寄りで、目がほとんど見えません。王様は二人の男を城に呼び、言いました。 「わしは本が好きだ。今までたくさんの本を読んだ。たいていの本は読んだつもりだ。しかし、目が悪くなり、もう本を読むことができない。でもわしは、本が好きだ。だから、本の話を聞きたいのだ。 お前たち、世界中をまわって『めずらしい本』について知っている者を探し出し、その者から、その本についての話を聞いてきてくれ。 そしてその本の話をわしに教えてほしいのだ」 旅に出たふたりの男は、たくさんの本の話を持ち帰り、王様のために夜ごと語り出した―。 お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、大人気の絵本作家ヨシタケシンスケによる、抱腹絶倒・感涙必至の本の旅!
ううむ、いろんな本の紹介本なのか?ポプラ社のページで冒頭部分の試し読みができるのだけど、今ひとつ分からない。でも、なんだかおもしろそう。気になるなぁ「その本は」!
◯ポプラ社の紹介サイトです
こちらも出た本、よしながふみさん初のインタビュー本「仕事でも、仕事じゃなくても」出ました。これ、いろんなところでのインタビューを集めたものではなくて、山本文子さんが20時間超行ったインタビューをまとめたもの。全作品についていろいろ語っているだけではなく、デビュー前の話から今度の展望まで、よしながふみのすべてが分かる内容のようです。ファンとしてはぜひ読みたい1冊。アマゾンの紹介文をどうぞ!
2020年末に完結した『大奥』が第42回日本SF大賞に輝くなど内外で高く評価され、現在連載中の『きのう何食べた?』がドラマ化、映画化され新たなファンを獲得している漫画家よしながふみ。全編語り下ろしとなる本書は、そんな彼女が、自身の歩みや自作の制作背景、愛してやまない漫画について語った初のインタビュー本です。
20時間超におよぶインタビューがまとめられており、『大奥』や『きのう何食べた?』はもちろん、商業デビュー作の『月とサンダル』、初めてBL誌以外で連載された『こどもの体温』、「月9」ドラマの原作となった『西洋骨董洋菓子店』、さまざまな女性たちを描いた『愛すべき娘たち』など単行本化された全作品について、よしながが自身の仕事観を交えながら語っています。自作や仕事のことだけではなく、幼少期の思い出、小学時代や中学時代に影響を受けた漫画、高校で所属していた漫研でのエピソード、大学時代に行っていた同人活動のことなど、プロデビュー前の話もたっぷりと収録。また『大奥』が完結したあとの、これからの展望も述べられています。
インタビューはBLに造詣が深く、これまでに何度もよしながへの取材を行っているライターの山本文子が担当。山本の質問によって、よしながふみの思考や姿勢に深く触れられる内容になっています。また、装画はよしながの描き下ろしです。
2022.8.1 8月になっちゃった。なんだか先週末からやたら暑い。コロナもすごいし。やれやれやれ。読書は金原ひとみ「パリの砂漠、東京の蜃気楼」。