さて、出る本、文庫化です。金原ひとみ「fishy」(1/10)、朝日文庫から出ます。金原ひとみは過去の小説は全然読んでない。「蛇にピアス」とか(え〜〜〜っ!す、すいません)。「fishy」、アマゾンの解説を。
生きづらさを抱えながらも“いま”を愉しむ女たち 不倫の代償、夫の裏切り、虚ろな生活―― あらゆる幻想を塗り替える女性をめぐる本当の関係 結婚したばかりの男に思いを寄せる作家志望の美玖。編集者の弓子は不倫する夫を監視しながら自尊心を守ることに必死だ。インテリアデザイナーのユリは仕事も家庭も充実しているように見えるが、本当の生活が見通せない。女たちの新たなつながりを描く物語。 「女たちは寄り添ったり突き放したりを繰り返す。本の中の物語が終わったあとも、三人の女がグラスをぶつけ合う様を想像してついほくそ笑んでしまう。(……)本人のいないところで陰口を言いたくなる悪友のような小説だ」 (王谷晶「解説」より)
うむ、これを読むと年末に読んでまだ書評をあげてない「デクリネゾン」に共通したものがあるなぁ。ちょっと気になる1冊。
新刊はこんなものですが、ここで過去に紹介しなかったもので年末年始、ネットなどの評を見てやっぱりこれは読んでおきたいな、と思った2冊を紹介しておきます。皆さんも知ってる可能性が高い小説ですが。1冊目はこれ!
直木賞候補にもなっている一穂ミチ「光のとこにいてね」はやはり読みたいなぁと思った1冊。評判いいんです。タイトルも好き。短編集の「スモールワールズ」もよかったけれど、これは長編。アマゾンの紹介文を。
『スモールワールズ』を超える、感動の最高傑作
たった1人の、運命に出会った
古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。
彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。ずっと一緒にはいられないと分かっていながら、一瞬の幸せが、永遠となることを祈った。
どうして彼女しかダメなんだろう。どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう……。
運命に導かれ、運命に引き裂かれる
ひとつの愛に惑う二人の、四半世紀の物語
そうそう、こういう話なんだよ。やっぱり読みたいぞ。直木賞、取れるかな?発表は19日。