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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!川上未映子「黄色い家」は買うしかない!コンドウアキの猫本「おはぎちゃん」、村田沙耶香の文庫化、中森明夫「TRY48」も気になる!(2023.2/4週)

 
 さて、出る本。川上未映子「黄色い家」(2/20)出ます。というか、週末と重なったので大きな書店ではもう並んでいて僕も土曜日に買いました。読売新聞連載の新聞小説!新聞で読んだ人も多く、評判もかなりいいようです。まずはアマゾンの紹介文を。

 

十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。危ういバランスで成り立っていた共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。
 
 クライム・サスペンスなんだなぁ。ううむ、ドキドキ!早く読みたいぞ。あ、装丁は名久井直子さん、いいなぁ。そういえば川上さん、「すべて真夜中の恋人たち」が全米批評家協会賞・小説部門の最終候補になっています。文庫化されているので未読の人はこちらもどうぞ!すごいぞ、これ。僕の書評を。

 

 
 楽天ではまだ出てないのですが(表紙からアマゾンに飛べます)、コンドウアキ「おはぎちゃん」(2/22)出ます。コンドウさんといえば「リラックマ」の人ですね。猫の本なので気になるなぁ。こちらもアマゾンの紹介文を!
 
今日も、いる。おはぎちゃんは、そこにいる。
畳んだ服の上に、ほどよい箱のなかに、最新のキャットタワーの下の床に、
ソファのクッションとクッションのあいだのなんだか落ち着きのわるそうなところに‥‥。そこにいることが魅力のねこ「おはぎちゃん」。

「リラックマ」や「ゆめぎんこう」など、おおくのヒット作を持つコンドウアキが、ときどきSNSに投稿して人気を集めていた「おはぎちゃん」が本になりました。
イラスト、四コマ、さまざまなかたちで、自由に表現された「おはぎちゃん」の毎日。つい何度もくり返し読んじゃうすてきな本です。
 
そうか、いろんなかたちで表現されてるのか。これはちょっと楽しみ!
(追記2.20)これは「ほぼ日」から出るようでこちらに詳細が。グッズもあって、「ほぼ日」で買えば特典もあるようです。


 

 

 出る本、文庫化です。村田沙耶香「丸の内魔法少女ミラクリーナ」(2/24)、角川から文庫になります。クレイジー沙耶香とも言われる村田さんですが、これクレイジー度は低いけどかなりのおもしろさ。僕の書評、ちょっと読んでみてください。

 

 

 

 もう1冊、話題の出た本!中森明夫「TRY48」、気になります。まずはアマゾンの紹介文を!

 

若者たちのカリスマにして元祖・マルチクリエイター、そして稀代のスキャンダリスト。寺山修司が生きていたとしたら―85歳、アイドルグループをプロデュース⁉

寺山のもと、少女たちが令和の日本を駆け巡り、停滞した世の中をひっくり返す!
寺山の再発見という知的興奮にも満ち満ちた、最高にスキャンダラスでアヴァンギャルドな著者渾身の痛快エンタメ長編。

 

 ううむ、寺山修司がアイドルグループをプロデュース?な、なんかこの発想だけですごい。これ「新潮」で連載されていて下で試し読みできるのですが、いやいやいや、これどうなるんだろう?気になるぅぅぅぅぅぅぅ!

 

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから!

 

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