「『とにかく読んで。こんな原稿、もう誰からも一生もらえないと思う』がまったく大袈裟じゃない」と、社内ほぼ全員がうなずいた、
— 河出書房新社@新卒採用2024募集中 (@Kawade_shobo) February 7, 2023
西加奈子『くもをさがす』は、ただいま、いち早く読んでくださる書店員さま、販売会社の方を大募集しています。
お申し込みはこちらから↓https://t.co/B2NI7SLAvJ pic.twitter.com/emLLipxzWE
カナダでがんになった。
あなたに、これを読んでほしいと思った。
これは、たったひとりの「あなた」への物語ーー
祈りと決意に満ちた、西加奈子初のノンフィクション
『くもをさがす』は、2021年コロナ禍の最中、滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告された著者が、乳がん発覚から寛解までの約8 ヶ月間を克明に描いたノンフィクション作品。
カナダでの闘病中に抱いた病、治療への恐怖と絶望、家族や友人たちへの溢れる思いと、時折訪れる幸福と歓喜の瞬間――。
切なく、時に可笑しい、「あなた」に向けて綴られた、誰もが心を揺さぶられる傑作です。
● 『くもをさがす』へ寄せられた声
思い通りにならないことと、幸せでいることは同時に成り立つと改めて教わったよう。―ジェーン・スーさん(コラムニスト)
読みながらずっと泣きそうで、でも一滴も泣かなかった。そこにはあまりにもまっすぐな精神と肉体と視線があって、私はその神々しさにただ圧倒され続けていた。
西さんの生きる世界に生きているだけで、彼女と出会う前から、私はずっと救われていたに違いない。―金原ひとみさん(作家)
剥き出しなのにつややかで、奪われているわけじゃなくて与えられているものを知らせてくれて、眩しかったです。関西弁のカナダ人たちも最高でした。―ヒコロヒーさん(お笑い芸人)
読み終わり、静かに本を閉じても心がわさわさと迷う。
がんの闘病記という枠にはとてもおさまらず、目指す先はまったく別にあることに気づかされた一冊。幸せいっぱいのときに、それを失う恐怖心が同時に存在するパラドックスに気づくと、上手くいったとしてもイマイチでも、自分なりに納得できる瞬間の積み重ねが人生なのだとあらためて知る。―高尾美穂さん(産婦人科医)
宮部みゆき「ぼんぼん彩句」(4/19)も出ます。変わったタイトルだな?と思ったらアマゾンの紹介読んでちょっとビックリ!
俳句と小説の新しい出会い。17音の奥に潜む繊細で彩り豊かな12の物語。
「俳句」という僅か17音で作られた世界の奥にはどんな物語が潜んでいるのか。社会派からホラー、SFに至るまで、あらゆるジャンルに足跡を残してきた宮部文学の新たなる挑戦。繊細で彩り豊かに輝く12編の物語。
短歌の次に俳句が来ました。「俳句と小説の新しい出会い」、気になる!僕は宮部ファンで新刊はちゃんと買って読んでます。今回ももちろん、買い!
もう1冊、絵本作家ショーン・タンの代表作がペイパーバック版に!「アライバル Peperback Edition」(4/19)出ます。言葉が一つもない、絵だけの物語。移民として異国に旅立った一人の男の物語です。これはちょっとすごい!ペイパーバック版ってどんな感じかな?本屋で見てみよう。僕の感想もぜひ!
◯ショーン・タンは素晴らしい絵本作家です。気になる本があったらぜひ読んでみてください。彼の絵本の感想などはこちらから!
◯これまでの「出る本、出た本」はこちら!