2002年に村上春樹が出した短編集「神の子どもたちはみな踊る」は「 新潮」連載時には「地震のあとで」という副題が付いていて阪神・淡路大震災、さらには地下鉄サリン事件をモチーフにした6つの物語が収録され(1作は書き下ろし)発売時に大きな話題になりました。本の方、まずはアマゾンの紹介文を。
1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる……。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた――。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。
大震災から今年で30年。NHKがこの短編集から4つを選び「地震あとで」として土曜ドラマ枠で放送することが発表されました。初回は4月5日の土曜日。4話の内容は次の通りです。
1話「UFOが釧路に降りる」主演:岡田将生
2話「アイロンのある風景」主演:鳴海唯
3話「神の子どもたちはみな踊る」主演:渡辺大和
4話「続・かえるくん、東京を救う」主演:佐藤浩市
最終話は「神の子どもたちはみな踊る」に収録された「かえるくん、東京を救う」の続編という設定で舞台は2025年になっています。これ、脚本が「ドライブ・マイ・カー」の大江崇允、演出が「あまちゃん」で震災を描いてきた井上剛と信頼できるスタッフ!4月からの放送が楽しみです。
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