三島由紀夫賞◯中西智佐乃「橘の家」「新潮」2025年3月号掲載
山本周五郎賞◯新川帆立「女の国会」
さて、三島由紀夫賞と山本周五郎賞、決まりました。三島賞は中西智佐乃さん「橘の家」、山本賞は新川帆立さん「女の国会」でした。パチパチパチ!朝日とか紹介記事が小さい。
三島賞「橘の家」は「新潮」2025年3月号に掲載されていて刊行前。6月には単行本が出るようです。掲載誌の紹介文はこんな感じ。
転落する幼女を受け止めた木は大昔からそこにあった――。橘の木の言い伝えに揺れる家族と、受胎を願う女の腹に「小さきもの」を感じる手。子孫繁栄を祈る人間の業を見つめた挑戦作。
ううむ、なるほど。中西さんは2019年に「尾を食う蛇」で新潮新人賞を受賞しています。
【他の三島賞候補】
◯小林エリカ「女の子たち風船爆弾をつくる」
◯待川匙「光のそこで白くねむる」
◯小池水音「あなたの名」「新潮」2024年12月号掲載
選挙に弱い政治家は、
誰かの言いなりになるしかない。
だからーー。
強くなりたい。
国会のマドンナ“お嬢”が遺書を残し自殺した。
敵対する野党第一党の“憤慨おばさん”は死の真相を探りはじめる。
議員・秘書・記者の覚悟に心震える、政治 大逆転ミステリ!
野党第一党の高月馨は窮地に追い込まれた。
敵対関係にありつつも、ある法案については共闘関係にあった与党議員・朝沼侑子が自殺したのだ。
「自分の派閥のトップも説得できていなかったの? 法案を通すつもり、本当にあったの?」
死の前日の浅沼への叱責が彼女を追い詰めたのではないかと批判が集まり、謝罪と国対副委員長の辞任を迫られてしまう。
だが、長年ライバル関係を築いてきた高月には朝沼の死がどうも解せない。
朝沼の婚約者で政界のプリンス・三好顕太郎に直談判し、共に死の真相を調べることに。
ううむ、これはおもしろそう。大逆転、なんだ。これもまたドラマ化されるのかな?
◯公式サイトもあります。
【他の山本賞候補】
◯河野裕「彗星を追うヴァンパイア」
◯月村了衛「虚の伽藍」
◯高瀬乃一「梅の実るまでー茅野淳之介幕末日常ー」
◯逢坂冬馬「ブレイクショットの軌跡」
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