長い間使っていたiMacが壊れたので更新が遅くなりました。すみません!さて、出た本。綿矢りさ「激しく煌めく短い命」、出ました「文學界」で4年にわたって連載されていた著者史上最長1300枚の恋愛小説。アマゾンの紹介文を。
二人の恋の炎は、すべてを焼きつくす。
京都と東京を舞台に描く、集大成的恋愛小説
「誰かを傷つけるのはこわいけど、傷つけなければ生まれない感情もある。」――綿矢りさ
京都に暮らす久乃(ひさの)は、中学校の入学式で出会った同級生の綸(りん)にひと目で惹かれ、二人は周囲の偏見にも負けず、手さぐりで愛をはぐくんでいく。
「名前なんか、どうでもいーやん。私は久乃が好き。久乃は私が好き。それで十分やろ」
しかしあることがきっかけで二人は決定的に引き裂かれる。
そして十数年後、東京の会社に勤める久乃は思いがけない形で綸に再会するのだった――。
ううむ、綿矢りさはどんどん進化してるからなぁ。タイトルもなんかいい。これはもう読むしかないぞ。うむ。
六四(むし)たちが躍りだす! 五十の名句と細密画が響きあう。虫めづる俳人と『わたしはイモムシ』で話題の人気画家がおくる驚異の画文集!
「読者には桃山さんが全身全霊で描いた虫の絵をじっくり味わっていただきたい。
そうすると、虫の句にも新たな息吹が宿り、一層十七音の妙を感得することができるだろう」(堀本裕樹)
「いつもより歩調を緩め、虫の存在を気に掛けながら歩けば、
ひび割れたアスファルトにタンポポが咲き、ハナアブが休んでいることに気がつくかもしれません。
その時、胸を駆け抜けるちいさな喜びが、句や絵のきっかけをもたらすのではないでしょうか」(桃山鈴子)
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登場する句(一部)
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山国の蝶を荒しと思はずや 高浜虚子
高嶺星蚕飼の村は寝しづまり 水原秋櫻子
碧揚羽通るを時の驕りとす 山口誓子
兜虫漆黒の夜を率てきたる 木下夕爾
米搗虫跳ね起くるとき思郷かな 堀本裕樹
叩かれて昼の蚊を吐く木魚かな 夏目漱石
酔うてこほろぎと寝てゐたよ 種田山頭火
さしのべし手と綿虫と宙にあり 綾部仁喜
虫を詠んだ様々な名句や堀本さんの俳句に桃山さんが虫の絵を描いたんですね。ううむ、これはぜひ読みたいなぁ。五十の名句も楽しみ!!
○桃山さんの絵本「へんしん すがたをかえるイモムシ」の僕の感想はこちら!
◯これまでの「出る本、出た本」はここで!