出た本。文庫化が2冊。村田沙耶香「消滅世界」が文庫になりました。「コンビニ人間」以前の作品ですが、村田沙耶香のスゴさが分かるパラレルワールド小説。これはぜひぜひ!僕の感想はこちら。
もう1冊の文庫化は絲山秋子の「薄情」、高崎を舞台に地方都市に生きる若者を描いた傑作小説。絲山ワールドが横溢している大好きな作品。いいなぁ。感想はこちら。
出る本、先日新刊小説が出たばかりの原田宗典、「やや黄色い熱をおびた旅人」(7/11)出ます。これは2007年に大谷亮介の壱組印で同名の芝居になっているのだけど、この戯曲の元になった旅を描いた長編小説、ということなのかな?昨年、岩波書店のホームページで連載されたもの。ちょっと気になる!
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