また、本の話をしてる

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■落語

【落語/書評】吉川潮『江戸前の男』-粋を貫き通した落語家春風亭柳朝の生涯

江戸前の男 posted with ヨメレバ 吉川潮 武田ランダムハウスジャパン 2007年11月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 「江戸前の男」の主人公は落語家の春風亭柳朝。え~と、そう春風亭小朝の師匠である。かっこつけたがりだけど照れ屋で、野暮…

【落語/書評】中野翠「今夜も落語で眠りたい」-この新書の紹介CDをぜ〜んぶ聴きたい!

志ん生と馬生・志ん朝の親子、桂文楽への偏愛ぶりがうれしい。 今夜も落語で眠りたい posted with ヨメレバ 中野翠 文藝春秋 2006年02月20日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 落語にだって批評家とか専門家とか、いろいろいるが、この本がいい…

【落語/書評】古今亭志ん朝「世の中ついでに生きてたい」-父志ん生の思い出から落語論まで多彩な話題!

世の中ついでに生きてたい posted with ヨメレバ 古今亭志ん朝 河出書房新社 2005年09月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 2001年に亡くなった古今亭志ん朝さんの対談集だか、この本には泣かされた。対談の相手は山藤章二、金原亭馬生、結城昌…

【落語/感想】立川談志×吉川潮「人生、成り行き」-家元が破天荒なその半生を素直に話している喜び

聞き手は吉川潮、気を許した相手だからこその話が満載。 人生、成り行き posted with ヨメレバ 立川談志/吉川潮 新潮社 2008年05月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す さて、先日紹介したのは落語家・立川談春の「赤めだか」だったが、そんな弟…

【落語/感想】立川談春「赤めだか」-記憶力、観察力、表現力、すべてが一体となったスゴい文章。おもしろすぎるぞこれ!

赤めだか posted with ヨメレバ 立川談春 扶桑社 2008年04月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 連載当時、あの北上次郎が「あらゆる雑誌の連載の中でいまいちばん面白い」とほめちぎり、福田和也が「プロの書き手でもこの水準の書き手はほとん…