■あ行の作家
パラ・スター <Side 百花> posted with ヨメレバ 阿部 暁子 集英社 2020年02月20日 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す 楽天koboで探す Amazonで探す Kindleで探す 「本の雑誌」の2020上半期ベストと2020文庫ベストテンで共に1位に輝いた注目作。〈…
スター posted with ヨメレバ 朝井リョウ 朝日新聞出版 2020年10月07日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 朝日新聞の金曜夕刊に連載されていた新聞小説。「スター」というタイトルから芸能界の話と思う人がいるかもしれ…
推し、燃ゆ posted with ヨメレバ 宇佐見 りん 河出書房新社 2020年09月11日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す ここには「推し」という行為のすべてがある。「かか」で文藝賞、さらには三島由紀夫賞を受賞した宇佐見り…
鹿の王 水底の橋 上橋 菜穂子 KADOKAWA 2020年06月12日 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す by ヨメレバ 本屋大賞と医療小説大賞を受賞した「鹿の王」のその先の物語。こちらもまたまたおもしろい。文庫になってから読んだ…
前作「展望塔のラプンツェル」がよかったので手に取った。タイトルから謎…。天保11年(1840年)、九十九里浜沖で暴風雨にあった気仙沼の五百石船の漂流譚から物語は始まる。船は流され続け、ある島にたどり着く。そこがボニン・アイランド!途中からこの船に…
池澤夏樹といえば最近は労作である個人編集の「世界文学全集」「日本文学全集」がすぐに思い浮かぶが、小説家としての彼も忘れてはならない。8月1日から朝日新聞の連載小説「また会う日まで」もスタートする。このブログでは紹介する機会がなかったけれど…
Amazonで探す 楽天ブックスで探す 後半、何度か本を閉じた。主人公たちにこれ以上災いが降りかからないようにと願うのだが、残念なことに物語はその方向にグングンと進んでいってしまうのだ。救いのない物語…ところが残り20ページ強で「アッ!」「エッ?」と…
Amazonで探す 楽天ブックスで探す 直木賞と本屋大賞をダブル受賞した「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ短編小説集。昨秋、映画公開と同時に発売されたのだが積ん読になっていた。う〜ん、これはもっと早く読んでおくべきだったなぁ。全6編だが最初の「祝祭と掃苔…
Amazonで探す 楽天ブックスで探す いやいやいや、これはメチャクチャおもしろい。目次を見ただけでそれは分かっちゃう。こんな感じだ。 当社のチャラ男ー岡野繁夫(32歳)による 我が社のチャラ男ー池田かな子(24歳)による 弊社のチャラ男ー樋口裕紀(24歳…
絲山秋子「小松とうさちゃん」 絲山さんの小説は好きでたいがいは単行本で読むのだけど、ちょっとタイトルで躊躇してしまって文庫になってから読んだ。しかし、これは大失敗。「小松とうさちゃん」は、かなりおもしろい物語だった。 さえないおっさん2人の…
小野不由美「白銀の墟 玄の月」第1巻 さてさてさて、小野不由美の「十二国記」の新作、18年ぶりの書きろし、ってすごくない?文庫だけれど全4巻の大長編だ。タイトルは読めない人も多いと思うが「白銀の墟 玄の月(しろがねのおか くろのつき)」。ようや…
Amazonで探す 楽天ブックスで探す 6つの物語からなる短編集。コンセプトがハッキリしていてかなり中身が濃い。どれも今を生きている人々の心にストレートに届く物語だ。朝井リョウはデビュー作からずっと読んでいるが前作「死にがいを求めて生きている」前…
某 posted with ヨメレバ 川上弘美 幻冬舎 2019年09月 楽天ブックス Amazon Kindle 人間が書いているのだから最終的には人間のことを書いているのに違いないのだけど、どこかでそう言うことではないのでないかと思ったりする。そこが川上弘美の物語のおもし…
死にがいを求めて生きているの posted with ヨメレバ 朝井 リョウ 中央公論新社 2019年03月08日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探 今年のマイベストに間違いなく入ってくるであろう傑作小説。一応、中央公論新社の文芸誌「小説BOC」の「対立」を…
夢も見ずに眠った。 posted with ヨメレバ 絲山 秋子 河出書房新社 2019年01月29日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す この物語はおもしろいなぁ。おもしろいのだけど感想を書く段になるとその魅力を説明するのがなかなか難しい。ううむ。 これ…
古賀史健がまとめた糸井重里のこと。 (ほぼ日文庫) posted with ヨメレバ 糸井重里,古賀史健 ほぼ日 2018-06-06 Amazonで探す 楽天ブックスで探す まず薄いことに驚いた。こんなに薄いのか!「あとがきにかえて」という糸井さんの文章の中にこのインタビュー…
猫たちの色メガネ posted with ヨメレバ 浅生 鴨 KADOKAWA 2017-09-29 Amazon Kindle 楽天ブックス 作者はNHKのツイッターアカウント@NHK_PRの中の人1号として有名になった浅生鴨さん。今は主に執筆活動に注力している、と紹介にある。「猫たちの色メガネ…
眩 posted with ヨメレバ 朝井 まかて 新潮社 2016-03-22 Amazon Kindle 楽天ブックス すでにこのブログに書きましたが、朝井まかての同名小説が原作のドラマ「眩(くらら)〜北斎の娘〜」が明日夜NHK総合で放送されます。詳しくは以前のブログを読んで欲し…
聖の青春 posted with ヨメレバ 大崎善生 講談社 2002年05月15日 楽天ブックスで探す Amazonで探す このノンフィクションの中盤にこんな一文がある。 純粋さの塊のような生きかたとありあまる将棋への情熱。それにかける集中力と桁外れの努力。勝利へのあく…
Amazonで探す 楽天ブックスで探す 表紙の絵が酒井駒子さんだったのでちょっとアマゾンを調べてみたら、児童文学作家の安東みきえさんが「家族を描くならここまで書きなさい…と、いとうみくにガツンとしかられた気がする」というコメントを寄せていて、読んで…
眩 posted with ヨメレバ 朝井 まかて 新潮社 2018年09月28日 楽天ブックスで探す Amazonで探す おぉ、これはうれしい。このブログでも紹介した朝井まかての傑作「眩(くらら)」がNHK総合でスペシャルドラマになります。放送日は9月18日。タイトルは「「眩…
さてさて、話題のアルバムがいよいよ明日発売です。直木賞と本屋大賞を受賞した恩田陸の傑作音楽小説「蜜蜂と遠雷」、舞台となるピアノコンクールで演奏されるクラシックの名曲の中から物語の核となる19曲をセレクトしたのがこのアルバム。幻冬舎のホームペ…
夜のピクニック posted with ヨメレバ 恩田陸 新潮社 2006年09月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 今回、本屋大賞を受賞した恩田陸さん、第2回目の「夜のピクニック」についで2度目の受賞です。この小説もいいんだよなぁ。というわけで、昔…
蜜蜂と遠雷 posted with ヨメレバ 恩田陸 幻冬舎 2016年09月21日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す いやいやいや、驚いた。本屋さんが選ぶ本屋大賞は直木賞取っちゃったこの小説にはならないんじゃないかと思ってた。「みかづき」か「罪の声」…
「SWITCH」が糸井重里特集をやることはすでにこのブログでも書きましたが、大増ページで特別価格のスペシャルバージョンになるようです。編集長の新井さんはけっこう糸井さんに影響受けてる人だからなぁ。まぁ、ほぼ日好き、糸井好きの僕らにとってもこの特…
SWITCH(vol.35 no.3) posted with ヨメレバ スイッチ・パブリッシング 2017年02月17日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 「SWITCH」、去年はけっこう買いました。マツコ・デラックスのやつとかキョンキョンの号。うむ。で、2月発売号は「…
陸王 posted with ヨメレバ 池井戸潤 集英社 2016年07月08日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 年末の29日に発表になりました。TBS系日曜劇場枠での放送です。池井戸潤×TBSは「半沢直樹」「ルーズヴェルトゲーム」「下町ロケット」と福澤克雄演…
何様 posted with ヨメレバ 朝井 リョウ 新潮社 2016年08月31日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 就活生を描いて直木賞を受賞した「何者」、そのアナザーストーリーだ。といっても、この小説集、すごく凝っている。全体は6つの短編からなって…
不時着する流星たち posted with ヨメレバ 小川 洋子 KADOKAWA 2017年01月28日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 小川洋子は「猫を抱いて象と泳ぐ」あたりからのファンで以降の小説は大体読んでいます。さて、1月28日発売の新刊「不時着する流…
短編「レンタル世界」と長い表題作の2編を収録。「ままならないから〜」、ううむ、すごくおもしろいぞ。で、このタイトルから大人の話かと思っていたら、なんと小学生の話から始まったのでびっくり。しかし、朝井リョウ、彼は学生や子供たちの世界をデビュ…