■や行の作家
無人島のふたり posted with ヨメレバ 山本 文緒 新潮社 2022年10月19日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 副題は「120日以上生きなくちゃ日記」。本の最初に、著者が2021年4月に膵臓がんと診断されステージ4bだった…
ばにらさま posted with ヨメレバ 山本 文緒 文藝春秋 2021年09月13日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す 楽天koboで探す Amazonで探す Kindleで探す 亡くなった山本文緒さん最後の1冊は短編集。とは言っても表題作の雑誌掲載は2008年、一番新しい…
自転しながら公転する posted with ヨメレバ 山本 文緒 新潮社 2020年09月28日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す 楽天koboで探す Amazonで探す Kindleで探す プロローグとエピローグは書き下ろし、という「初出」の記述に驚いた。この2つがなくて…
ノースライト posted with ヨメレバ 横山 秀夫 新潮社 2019年02月22日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 昨年度の週刊文春ミステリーベスト10 国内部門1位の作品。ミステリー読みではないので横山秀夫は読んだことがな…
犯罪小説集 posted with ヨメレバ 吉田 修一 KADOKAWA 2018年11月22日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 5つの物語が収録された短編集だが、そのうちの2編「青田Y字路」と「万屋善次郎」が選ばれ、「楽園」というタイトルで今秋、映画になる…
満願 (新潮文庫) posted with ヨメレバ 米澤 穂信 新潮社 2017-07-28 Amazonで調べる Kindleで調べる 楽天ブックスで調べる 2014年に刊行され、その年の「このミスがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリーが読みたい!」ですべて1位。山本…
ほしのこ posted with ヨメレバ 山下 澄人 文藝春秋 2017-08-24 Amazon Kindle 楽天ブックス 「しんせかい」で芥川賞を受賞した山下澄人の最新小説。「しんせかい」は内容だけではなく、文章や表現方法もおもしろく強く心を惹かれた。他の作品は未読なのだが…
ちょっと前にも角田光代さんが登場したEテレの「ネコメンタリー 猫も杓子も。」ですが、明日2日に吉田修一さん、9日に村山由佳さんと飼い猫たちが出演します。 明日はタイトルが「吉田修一と金ちゃん銀ちゃん」、9日は「村山由佳ともみじ」。吉田修一さん…
しんせかい posted with ヨメレバ 山下 澄人 新潮社 2016年10月31日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 芥川賞受賞作。それだけなら手に取らなかったかもしれないのだが、作者は倉本聰さんの富良野塾の二期生でその頃のことを描いたという、これ…
怒り(上) posted with ヨメレバ 吉田修一 中央公論新社 2016年01月19日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 怒り(下) posted with ヨメレバ 吉田修一 中央公論新社 2016年01月19日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 小説を読む…
まず、朝刊の連載小説は吉田修一さんの「国宝」。ベストセラーになったあの「悪人」も朝日の新聞小説だったのでこれは楽しみっ。しかも、このタイトル!なんと歌舞伎界を舞台にした物語だそうです。吉田さんは歌舞伎をずっと見ている人らしい。僕もファンだ…
原作・吉田修一×監督・李相日といえばあの「悪人」のコンビ。期待が高まります。とはいえ、「悪人」は映画も観たし、原作も読んだのですが2014年刊行の「怒り」はまだ小説を読んでいません。文庫にもなっているし、この機会に読みたいぞ。 怒り(上) posted…
橋を渡る posted with ヨメレバ 吉田 修一 文藝春秋 2016年03月19日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 吉田修一は「悪人」と「さよなら渓谷」しか読んだことがない。どちらもリアルな「愛」の物語だ。だからこの小説にはぶっ飛んだ。そうか、吉…
ここは退屈迎えに来て posted with ヨメレバ 山内マリコ 幻冬舎 2012年08月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 一昨年の話題作。文庫になったのでやっと読んだ。8つの物語からなる連作短編集。これがデビュー作なんだからなぁ…。達者というか、…
なぎさ posted with ヨメレバ 山本文緒 KADOKAWA 2013年10月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 冒頭、主人公の一人である冬乃が故郷を出て海辺の町へ行く「思い」を語る。「森をつくる一本の樹だった私たちは、せっかく張った根を引き千切るよ…
さよなら渓谷 posted with ヨメレバ 吉田修一 新潮社 2010年12月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す これはすごい小説だ。しかし、紹介するのが難しい。これから読む人のことを考えると一番核心の部分に触れるべきかどうか非常に迷う。でも、映…
空也上人がいた posted with ヨメレバ 山田太一 朝日新聞出版 2011年04月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 150ページぐらいの短い小説だ。一度このブログでも書いたが、脚本家である山田太一の小説は風変わりな設定が多い。だからこそ、読む側…
浮かれ三亀松 (新潮文庫) posted with ヨメレバ 吉川 潮 新潮社 2003-07 Amazon 楽天ブックス 僕は昔から演芸が好きで、テレビで落語とか漫才とかを熱心に見ていた。この本の主人公である柳家三亀松の芸もぼんやりとだが見た記憶がある。亡くなったのは昭和4…
悪人(上) posted with ヨメレバ 吉田修一 朝日新聞出版 2009年11月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 悪人(下) posted with ヨメレバ 吉田修一 朝日新聞出版 2009年11月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 映画も好評の「悪人…
無銭優雅 posted with ヨメレバ 山田詠美 幻冬舎 2009年08月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す これはまさに魂の自由度を測るような小説である。「心中する前の日の心持ちでつき合って行かないか?」なんてバカ言って、慈雨と栄、42歳同士のカ…
風流冷飯伝 posted with ヨメレバ 米村圭伍 新潮社 2002年04月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 時代小説はそれほど読まない。司馬遼太郎などのいわゆる「歴史小説」は大体、挫折。好きなのは池波正太郎と隆慶一郎、この2人はまだまだ未読本…
異人たちとの夏 (新潮文庫) posted with ヨメレバ 山田 太一 新潮社 1991-11-28 Amazon 楽天ブックス 君を見上げて (新潮文庫) posted with ヨメレバ 山田 太一 新潮社 1993-10 Amazon 楽天ブックス 丘の上の向日葵 (新潮文庫) posted with ヨメレバ 山田 太…
学問 posted with ヨメレバ 山田 詠美 新潮社 2009-06-30 Amazon 楽天ブックス 「欲望の作家」と言っても過言ではない山田詠美、これは去年の話題作だが、内容も知らずに読み始めたので、最初はかなり戸惑った。この小説、静岡のちょっと田舎が舞台。地元の…