また、本の話をしてる

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■か行の作家-小林信彦

【書評】小林信彦「四重奏 カルテット」-互いが響き合い相乗効果を生み出す4つの物語

四重奏 posted with ヨメレバ 小林信彦 幻戯書房 2012年08月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す すでに世に出ている4つの中編をひとつのテーマでまとめた作品集だ。すべて実名で書かれた「夙川事件」、そして「半巨人の肖像」「隅の老人」「男…

【書評】小林信彦「流される」-戦後の時代の空気が伝わって来る、自伝三部作最終章

流される posted with ヨメレバ 小林 信彦 文藝春秋 2011年09月16日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 「流される」は「東京少年」「日本橋バビロン」に続く小林信彦の自伝的三部作の最終章だ。疎開など敗戦前後を描いた「東京少年」、実家の和…

【書評】小林信彦「うらなり」-一人の知識人の人生とそこから照射される「坊っちゃん」の時代

うらなり posted with ヨメレバ 小林 信彦 文藝春秋 2009年11月10日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す うらなり、といえばご存知、漱石の「坊っちゃん」に登場する超地味な英語教師である。小説が有名なだけに、野だいことか赤シャツとか山嵐と…

【書評】小林信彦「日本橋バビロン」-生家の盛衰を描いた小林信彦ならではの叙事詩

日本橋バビロン posted with ヨメレバ 小林 信彦 文藝春秋 2007年09月17日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 「親父さんは男の子二人と両手をつないで、銀座を歩くのが夢だったんだって…」という作者の弟の言葉で物語は始まる。日本橋にあった…