また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評・感想、出た本出る本など、本関連の最新ニュースを届けます。

【絵本】町田尚子「ねことねこ」-同じところ探しを超えた猫愛溢れる町田さんの絵!

 町田尚子といえば愛猫であるおじさん猫・白木をモデルにした「ネコヅメのよる」がすごく印象に残っている。こまやかに描かれた猫たちの絵がとにかく素晴らしいのだ。さて、「ねことねこ 」というタイトルがついたこの絵本、中身もいたってシンプル。最初の見開きページには左に黒猫、右に白猫、そう!上の表紙と同じ2匹。そこには

 

ねこ と ねこ、おなじところ どこだ?

 

というフレーズが入っている。まぁ、同じところ探しというのは絵本の「パターン」だし、珍しくはない。

 

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊! 村田沙耶香、辻村深月、川上弘美(2019.10/3週)

 出る本。村田沙耶香「生命式」(10/16)出ます。まずはアマゾンの内容紹介を。ううむ、やばい!

 

死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、著者自身がセレクトした脳そのものを揺さぶる12篇。文学史上、最も危険な短編集

「正常は発狂の一種」。何度でも口ずさみたくなる、美しい言葉。―岸本佐知子(翻訳家)

自分の体と心を完全に解体することは出来ないけれど、
この作品を読むことは、限りなくそれに近い行為だと思う。―西加奈子(作家)

常識の外に連れ出されて、本質を突きつけられました。最高です。─若林正恭(オードリー)

サヤカ・ムラタは天使のごとく書く。人間のもっともダークな部分から、わたしたちを救い出そうとするかのように。強烈で、異様で、生命感あふれる彼女の作品は、恐ろしい真実を見せてくれる。ふと思うだろう―他の本を読む必要があるのか、と。
―ジョン・フリーマン(「フリーマンズ」編集長)

 

 どうやらまたクレイジー沙耶香全開の短編集らしい。これはぜひぜひ読みたい。

 

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【文学賞】第47回泉鏡花文学賞は田中慎弥「ひよこ太陽」に決定!

 「泉鏡花の文学作品に通ずるロマンの薫り高い作品」に贈られる泉鏡花文学賞、今年の受賞作品は田中慎弥さんの「ひよこ太陽」に決まりました。パチパチパチ!ううむ、もう47回になるんですね。泉鏡花文学賞は、金沢生まれである鏡花の功績をたたえて、金沢市が制定した文学賞です。今ではこういった賞も多くなっていますが、その先駆けで昭和48年スタートです。

 

 で、田中慎弥さんの「ひよこ太陽」、未読なんですが、どんな小説なんだろう?田中さんといえば、芥川賞作家で受賞作「共喰い」のインタビューで話題になりましたが…タイトルもよく分からないし、表紙の写真も…。ちょっとアマゾンの紹介文を引用してみますね。

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊! 十二国記最新刊、 又吉直樹、朝井リョウ(2019.10/2週)

 出る本。これはもう一大事!ファンタジーノベルの最高傑作と言っても過言ではない小野不由美の「十二国記」、なんと18年ぶりの書き下ろし長編が新潮文庫から出ます。「白銀の墟 玄の月(しろがねのおか くろのつき)」1と2(10/12)。11月9日に出る3・4と合わせると全4巻の大長編です。まずはアマゾンの紹介文を。

 

戴国(たいこく)に麒麟が還る。王は何処へ──。
乍(さく)驍宗(ぎょうそう)が登極から半年で消息を絶ち、泰麒(たいき)も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎(りさい)が慶国(けいこく)景王(けいおう)、雁国(えんこく)延王(えんおう)の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国(くに)に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。──白雉(はくち)は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる!

 

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【ドラマ】さてさて秋ドラマはいったい何を見るのか?なんだかいろいろありすぎてよく分からん!

 朝ドラ「スカーレット」始まりましたね。今のところはなんとも言えない。戸田恵梨香好きなので続けて見ると思うけど。で、秋ドラ。な~んか大変。どうしよう…。

 

 話題作、いろいろありますがフジ系「まだ結婚できない男」、前作は未見でしたが好評だったのでCSの放送を見たら超おもしろかった。阿部寛はそのままだけど、女性陣は総取っ替え、さてさてどうか?キムタク主演のTBS系「グランメゾン東京」は、どん底まで落ちた天才シェフの話。鈴木京香、玉森裕太、尾上菊之助他。テレ朝系「ドクターX」はやっぱり見ちゃうし、TBS系「G線上のあなたと私」は波瑠主演で金子文紀演出、磯山晶プロデュースとなると鉄板の予感。「大人のバイオリン教室」で出会った3人の男女の話、ってよくないですか?日テレ系「同期のサクラ」は、ゼネコンに入社した女性が故郷と本土を結ぶ橋を架けるという夢の実現に向かって頑張る物語。高畑充希主演、遊川和彦脚本は「過保護のカホコ」のコンビ。スタッフも同じらしい。橋本愛、新田真剣佑、竜星涼他。これでもう5本、うううううむ。

 

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