また、本の話をしてる

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【文学賞】2020年本屋大賞は凪良ゆうさん「流浪の月」に決定!翻訳小説部門はソン・ウォンピョンさんの「アーモンド」

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  コロナの影響で発表会はなし、ネットでの配信になった今年の本屋大賞。大賞に選ばれたのは凪良(なぎら)ゆうさんの「流浪の月」でした。パチパチパチ!ううむ、個人的には無印でした。すみません!ノミネート10作を紹介した時にはこの小説にも触れたのですが「紹介を読んでも今ひとつ内容が分からなかったのだけど気になる物語です」なんて書いてます。いい加減!ではその紹介文を

 

あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人間を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

 

 作者の凪良さんはボーイズラブ小説を10年以上書き続けている方だそうです。これはちょっと読んで見なければ分からないな。よし、読もう!

 

 同時に発表された翻訳小説部門は韓国の作家ソン・ウォンピョンさんの「アーモンド」が選ばれました。こちらもパチパチパチ!扁桃体(アーモンド)が人より小さくて怒りや恐怖を感じることができない16歳の高校生ユンジェの物語。これも気になります。

 

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【ドラマ】「半沢直樹」「BG〜身辺警護人〜」「アンサング・シンデレラ」など続々と放送開始延期!

 というわけで、先日春ドラマのことを書いたのですが、僕がピックアップしたドラマはことごとく放送延期になっちゃいました。TBS系の「MIU404 」「半沢直樹」はその時にも延期のことを書きましたが、さらにテレ朝系「BG〜身辺警護人〜」、日テレ系「ハケンの品格」、そして、今日、フジ系「アンサング・シンデレラ」も放送開始延期が発表になりました。

 

 「アンサング・シンデレラ」は病院薬剤師が主人公の物語なのですが、コロナ禍で当初予定していた病院に使用を断られ、クランクインが遅れたとか。放送日決定までは2018年の夏ドラマ「グッド・ドクター」を放送するようです。

 

 「半沢直樹」の日曜劇場の枠では5日から3週連続「下町ロケット」の総集編を2時間スペシャルで放送。「MIU404 」の金曜10時の枠は10日から「コウノドリ」の傑作選を話数未定で放送するようです。

 

 紹介した中で予定通りなのは6分間のミニドラマ「きょうの猫村さん」と有料放送だけどWOWOWの「鉄の骨」ぐらいかなぁ。前の記事ではコロナ禍でドラマぐらいしか楽しみがない、って書いたけど、これではなんだかね。緊急事態宣言も出そうだし、やっぱり本でも読みますか。

 

◯前回の記事はこちら

  

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!横尾忠則の新作は猫、「BRUTUS」最新号は犬。窪美澄、原田マハの文庫化も(2020.4/2週)

横尾忠則「タマ、帰っておいで」

 

 出た本。横尾忠則「タマ、帰っておいで」出ました。横尾さんの愛猫への鎮魂歌。まずはアマゾンの内容紹介を。

 

「この絵はアートではない。猫への愛を描いた」――横尾忠則

日本が世界に誇るアーティスト・横尾忠則が描いた「愛猫への鎮魂歌(レクイエム)」!
横尾さんが愛した猫「タマ」の絵が一冊の画集になりました!

愛猫「タマ」が亡くなったその日から、魂を鎮めるために描いたタマの絵、なんと91点!
そのすべてがこの一冊に!

 

 絵はもちろん、タマについて綴った文章や日記なども多数収録されているらしい。 これはぜひぜひ読みたいぞ。うむ!

 

BRUTUS2020年4/15号

 

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【絵本】ヨシタケシンスケ「もしものせかい」-心の中の2つの世界の物語、大切な人や物がもしも戻ってこなかったら?

ヨシタケシンスケ「もしものせかい」

 

 子供が寝ている部屋、猫がやって来て部屋にあるロボットのようなおもちゃをくわえて逃げ去ってしまう。そんな様子を描いた言葉のない4つのページから物語は始まる。そして、タイトル。ロボットが子供に語りかける。

 

やあ、おはよう。 

とつぜんでもうしわけ ないんだけど、

ボク、もしものせかいに いくことになりました。

 

この導入部が巧い。

 

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【ドラマ】春ドラマは何を見る???もうドラマしか楽しみがない!でも、「半沢直樹」など放送延期も…

 さらにさらに大変になりつつある新型コロナ禍。志村さんショックからなかなか立ち直れそうにないと思っていたら、宮藤官九郎さんまでコロナ感染。早く治って!!とにもかくにも春ドラ、紹介です。

 

 朝ドラ「エール」始まりました。作曲家古関裕而と妻の物語。窪田正孝と二階堂ふみ。あ、土曜日は1週間の振り返りになるらしい。

 

 期待作は2つ。石原さとみ主演のフジ系「アンサング・シンデレラ」。「病院薬剤師の処方箋」というサブタイトルの通り薬剤師が主人公という珍しいドラマ。原作はコミックです。脚本が「グランメゾン東京」の黒岩勉。田中圭、真矢ミキ、西野七瀬他。もう一つはTBS系「MIU404(ミュウ ヨンマルヨン) 」。初動捜査のプロ、機動捜査隊の話で綾野剛と星野源のダブル主演!2人は「コウノドリ」以来の共演です。脚本・野木亜紀子×演出・塚原あゆ子は「アンナチュラル」のコンビ。この2本はかなり楽しみ。

 

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【BOOK NEWS】ロックダウン中のパリにいる原田マハさんがツイッターで小説の発信をスタートしました。18日間連続小説2520文字「喝采」

 

 原田さん、パリなんですね。アート的な話も出て来るのかな?楽しみ。志村けんさんが亡くなってなんだかもう書く気がしない。

 

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【絵本】湯本香樹実・文 酒井駒子・絵「くまとやまねこ」-仲良しの小鳥が死んでしまった。くまの悲しみが癒える日はやって来るの?

湯本香樹実・文 酒井駒子・絵「くまとやまねこ」

 

 ある朝、くまは ないていました。
なかよしのことりが、しんでしまったのです。

 

 という一文から始まるこの絵本。雑誌「MOE」の「思わず泣いた感動絵本」特集に載っていて、気になり手に取った一冊だ。

 

 ことりをそっと箱の中に入れたくま、ことりのことを思い出し大粒の涙を流すくま。周囲のみんなに「つらいだろうけど、わすれなくちゃ」と言われて家に閉じこもってしまったくま。大事なものを失くしてしまった時の喪失感、それを他人が理解するのは難しい。共感は寄せられるけど代わってあげることなどできない。

 

 ある日、久しぶりに窓を開けると、とても素敵なお天気。ついつい外に出たくまは見慣れないやまねこと出会う。やまねこはバイオリン弾きのようだ。くまはそのバイオリンを聞いて、ことりとの日々を次々と思い出す。楽しかったあの日々のことを。そして、くまはことりの亡骸を…。

 

 これは喪失感に苦しむ多くの人々への強いメッセージが込められた物語だ。大切な人が目の前からいなくなったとしても、その人との思い出は生きている。その人は心の中でちゃんと生き続けている。実はやまねこにも同じような悲しみがあった。同じ思いを持つやまねこだからこそくまのことが理解でき、素敵な音楽をプレゼントすることができたのだ。湯本香樹実はシンプルな言葉で大切なことを僕らに語りかける。

 

 表紙でも分かるように酒井駒子のモノクロームの絵が素晴らしい。後半、心に灯りがともるように景色の中にも色がポッと咲いて!くまとやまねこが共に歩むラストも強く心を打つ。第1回MOE絵本屋さん大賞第1位、2009年「この絵本が好き!」第1位、第40回講談社出版文化賞絵本賞受賞。

DATA◆湯本香樹実・文 酒井駒子・絵「くまとやまねこ」(河出書房新社)1300円(税別)

◯勝手に帯コピー(僕が考えた帯のコピーです)

 

 

やまねこに会って、くまはやっと救われました。

分かってあげられたのは

同じ思いを知っているから。

 

2020.3.29 コロナ禍で外出自粛が続く中で東京は大雪。雪がすべてを洗い流してくれたらいいのに。読書は又吉直樹「人間」。

 

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【BOOK NEWS】村上春樹「猫を捨てる 父親について語るとき」の書影と村上さんのメッセージが発表になりました

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村上春樹「猫を捨てる 父親について語るとき」

 

 先日お伝えした村上春樹の新エッセイですが、アマゾンではまだ対応していませんが文藝春秋のサイトに書影が出ました。おぉ!やっぱり新書判ですかね。

 

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