また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評・感想、出た本出る本など、本関連の最新ニュースを届けます。

【映像化】塩田武士「罪の声」映画化決定!野木亜紀子脚本、小栗旬×星野源主演。これは楽しみだぁ!

 第7回山田風太郎賞を受賞し、2016年の週刊文春ミステリーベスト10でも国内部門1位に輝いた塩田武士の「罪の声」の映画化が決定しました。おぉ、これはうれしいぞ。しかも、脚本が「逃げ恥」などの野木亜紀子!!野木さんはNHKの「フェイクニュース」でも切れ味鋭く今の時代を描いていたので、こういうテーマも得意なはず。とても楽しみです。

 

続きを読む

【猫本】「もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた」-作家がいる、猫がいる、それだけの幸せ

 副題に「NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。」とある。これはEテレで放送された「ネコメンタリー」という番組の内容を一冊にまとめた本だ。角田光代、吉田修一、村山由佳、柚月裕子、保坂和志、そして、養老孟司。そうそうたるメンバーの作家たちと愛猫たちの物語。テレビでは、作家と猫の日常がちょっとクールな感じで描かれていて、僕は好きだった。

 

 本書ではその内容を活字化、猫たちの写真や作家たちの番組書き下ろし短編も収録されているが、映像と活字ではやはり手触りが違うので、まったく違うものとして楽しむことができる。とにもかくにも、猫たちの写真をじっくりと見られるのがうれしい。

 

続きを読む

【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (20194/3週)

 出た本。わっ、これはいの一番に伝えるべきなのに忘れてた。直木賞と本屋大賞をW受賞した恩田陸の傑作「蜜蜂と遠雷」が文庫になりました。上下2冊です。この小説がすごいのは、作者が「ピアノの演奏の活字化」にあらゆる手段を使って挑戦していること。それが功を奏してすごい音楽小説になっています。これはぜひぜひ読んで欲しいなぁ。僕の書評も読んでみてください。

 

  

続きを読む

【書評】ピーター・スワンソン「そしてミランダを殺す」-この展開はすごい!でも一番心惹かれるのは主人公の造形だ

 昨年のミステリーでは「カササギ殺人事件」とこの小説がランキングの上位を占めていた。どちらかを読みたいと思っていたが、結局、手に取ったのはこちら。なぜなら批評の中にパトリシア・ハイスミスの名前がチラチラと出ていたから。特にミステリー好きではないけれど、彼女の小説は好き。この物語は少しハイスミスの味がする。

 

 3部構成だ。語りは一人称で第1部ではテッドという男とリリーという女が交互に語っている。あぁ、この2人の物語なんだ、とまずは思った。空港のバーで出会った2人は意気投合し、いつの間にかよからぬ相談までし始める。第2部、冒頭であわわわわわわっ、という事実が分かってドギマギする。もう一度、1部に戻っていろいろ確認。この2部、語り手はリリーとタイトルにもなっているミランダ。テッドはどうした?と思っているうちに、2部のラストでまたまた、あわわわわわっ、が起こって再度ドギマギする。思わぬ展開。

 

続きを読む

【広告関連】文化放送ラジオCMコンテストの取材記事がアップされました。読んでみてください!

 さて、文化放送ラジオCMコンテストグランプリのあとはあまり報告することもない私でしたが、先日ちょっといいことがありました。またまたグランプリの件で取材を受け、さらに、若きコピーフレンドの皆さんからグランプリのお祝いまでしてもらったのです。あ〜うれしかった。取材記事はこちらのnoteから読むことができます。

 

 上下2回に分かれていますが、上はまさに文化放送ラジオCMコンテストグランプリのこと。私、文化は古いのよ。


続きを読む