また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評・感想、出た本出る本など、本関連の最新ニュースを届けます。

■あ行の作家-絲山秋子

【書評】絲山秋子「夢も見ずに眠った。」-妻の単身赴任、夫の鬱、そして離婚。その後も2人は旅で出会う

夢も見ずに眠った。 posted with ヨメレバ 絲山 秋子 河出書房新社 2019年01月29日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す この物語はおもしろいなぁ。おもしろいのだけど感想を書く段になるとその魅力を説明するのがなかなか難しい。ううむ。 これ…

【書評】絲山秋子「薄情」-「地元」と「よそ者」、地方都市に生きる若者の今がここにある

薄情 posted with ヨメレバ 絲山秋子 新潮社 2015年12月18日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 今年の谷崎賞受賞作品。絲山さんの小説は好きでよく読んでいるが、これは最近の作品では一番おもしろかった。というか、とてつもなくおもしろくて…

【書評】絲山秋子「離陸」-時間と空間、生と死…浮遊感を感じる不思議な物語

離陸 posted with ヨメレバ 絲山 秋子 文藝春秋 2014年09月11日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 絲山秋子は好きでほとんどの小説を読んでいる。ただ、この「離陸」は理解するのが難しい。だからといってつまらないわけではなく、なんだか「不…

【書評】絲山秋子「忘れられたワルツ」-日常を描きながらも怪しさや不安定さを強く感じる物語

忘れられたワルツ posted with ヨメレバ 絲山秋子 新潮社 2013年04月26日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 7つの物語が収録された絲山秋子の最新短編集。震災後を舞台に被災地とは少し離れた街や村を舞台にした話だ。この震災があの震災なのか…

【書評】絲山秋子「不愉快な本の続編」-またまたラストがとんでもない!

不愉快な本の続編 posted with ヨメレバ 絲山秋子 新潮社 2011年09月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す いやぁ、絲山秋子、スゴいなぁ。いったいどこに行こうとしてるのだろう、この人。冒険する作家というか挑戦する作家というか。皆さん、当…

【書評】絲山秋子「末裔」-命の連なりとその末端にいる自分を考えてしまう不思議な物語

末裔 posted with ヨメレバ 絲山秋子 講談社 2011年02月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 不思議な魅力にあふれた物語だ。絲山秋子の小説はそう感じるものが多いのだがこの「末裔」は特に魅力的だ。まずは冒頭、主人公である省三の自宅玄関の…

【書評】絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」-ここから絲山秋子が始まった!そんな思いを強くする傑作

イッツ・オンリー・トーク posted with ヨメレバ 絲山 秋子 文藝春秋 2006年05月10日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 女性では宮部みゆき、川上弘美、佐藤多佳子などが好きな小説家だが、絲山秋子はなんだか特別な存在、という気がしている。…

【書評】絲山秋子「妻の超然」-三話三様の超然がたまらなくおもしろい

妻の超然 posted with ヨメレバ 絲山秋子 新潮社 2010年09月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す いやいやいや、絲山秋子は大好きな作家だが、この新作はまたまたおもしろい。まずは「超然」ありき。それをキーワードにして作られた3つの短編、…

【書評】絲山秋子の「スモールトーク」-くされ縁みたいな男と女のやりとりが何ともおもしろい

スモールトーク posted with ヨメレバ 絲山 秋子 KADOKAWA 2008年02月23日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 自慢じゃないが免許は持っていない。車に興味がないのって何だかちょっと男としては欠陥があるみたいな感じもするのだが、どうだろう…

【書評】絲山秋子「ダーティ・ワーク」-「ばかもの」を思い出させるラスト、ほのかに見える希望が素晴らしい

ダーティ・ワーク posted with ヨメレバ 絲山秋子 集英社 2010年05月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 絲山秋子はやっぱり巧い。「ダーティ・ワーク」は全7編からなる連作短編集。といっても、実際に連作だと気がつくのは何編か読んでからだ…

【書評】絲山秋子「海の仙人」-孤独をしっかり受け止め、愛だけに逃げ場を求めていない男女の物語

海の仙人 posted with ヨメレバ 絲山秋子 新潮社 2007年01月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す このブログではすでに「ばかもの」を紹介しているが絲山秋子は時代を代表する作家である。発表される一作一作がクオリティが高く、読み応えがある…

【書評】絲山秋子「ばかもの」-不器用な男と女、彼らは生きたいと願い、愛したいと思った

ばかもの posted with ヨメレバ 絲山 秋子 新潮社 2008-09 Amazon Kindle 楽天ブックス 絲山秋子という小説家の素晴らしいところ、それは文体をそれぞれの内容に合わせてガラリと変えてくること。リアルなストーリーの中にもどこか不思議さが漂っていること…