もう9月号も出たので8月号に掲載された「本の雑誌」上半期のエンターテインメント・ベスト10を発表します。
1はだかんぼうたち/江國香織 2暗殺者の正義/M・グリーニー
3七帝柔道記/増田俊也 4島はぼくらと/辻村深月
5ふたり女房/澤田瞳子 6騎手の一分/藤田伸二
7フィリピンの小さな産院から/富田江里子 8憧れの女の子/朝比奈あすか
9あのひとは蜘蛛を潰せない/彩瀬まる 10夢でまた逢えたら/亀和田武
座談会を読んで気になった本は、江國香織の新境地だというベスト1の「はだかんぼうたち」。「膨大な人間が出てくる膨大な群像劇」だって。これは読みたい。血沸き肉踊る久々の傑作冒険小説と紹介された、「暗殺者の正義」もおもしろそう。あとは年間トップもあり得るという評価の辻村深月の「島はぼくらと」。瀬戸内海の島を舞台にした青春小説だ。もう一冊、騎手の藤田伸二が書いた「騎手の一分」。これは噂には聞いていたが、武豊が勝てなくなった理由や同僚騎手への批判など、藤田だからこそ書ける話がいっぱい。興味津々だ。さて、この中で年間ベストに残る本は?あ、僕はこの中の本は1冊も読んでません。
はだかんぼうたち 江國 香織 |
暗殺者の正義 M・グリーニー |
七帝柔道記 増田 俊也 |
島はぼくらと 辻村 深月 |
ふたり女房 澤田 瞳子 |
騎手の一分 藤田 伸二 |
フィリピンの小さな産院から 冨田 江里子 |
憧れの女の子 朝比奈 あすか |
あのひとは蜘蛛を潰せない 彩瀬 まる |
夢でまた逢えたら 亀和田 武 |
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