ではまず出た本、木爾チレンのデビュー作『静電気と、未夜子の無意識。』。これは前回このコーナーで紹介した山内マリコ本と同日に同じ出版社から出た注目本。綿矢りさ級という人もいるんです。おぉぉぉ!あ、苗字は「きな」です。次はショーン・タンの最新刊「鳥の王さま」。副題には「ショーン・タンのスケッチブック」とあります。「作家の想像力の源泉を集めた魅惑のスケッチブック」だって。この人はちょっとした落書き風の絵も味があってすごくいいんです。訳は岸本佐知子。
さて、出る本。南伸坊の「本人伝説」(9/7)。これってこのブログでも紹介した「本人の人々」の続きのようだ。あのシンボー氏がなぜか浅田真央ちゃん、菅直人、橋下徹になっちゃう。抱腹絶叫(!?)の1冊。買うしかないっ!もう1冊は文庫化。「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1977-2011」(9/4)、文春文庫から出ます。これ僕、単行本を持ってるのだけど拾い読みしただけでちゃんと読んでない。いかんなぁ…。日本と海外のメディアのインタビューに村上さんが丁寧に答えています。これもぜひぜひ。
静電気と、未夜子の無意識。 木爾 チレン |
鳥の王さま ---ショーン・タンのスケッチブック ショーン・タン 岸本 佐知子 |
本人伝説 南 伸坊 南 文子 |
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです (文春文庫) 村上 春樹 |
2012.9.1 あぁ9月になっちゃった。本日、こちら吉祥寺はゲリラ的豪雨が降ったり止んだり…。なんだかスゴかった。明日も雨のようです。これで夏の暑さが終わってくれればいいのだけど、そうもいかないらしい。やれやれ。読書は村上春樹「サラダ好きのライオン」でちょっと息抜き。
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