「必死すぎるネコ」という写真集の何がスゴいかといったら、猫が必死すぎるところだ。これはもう間違いない!あまりに必死すぎるので思わず声が出てしまう。オーッとかギャハハとかヌハハとか。
しかし、だ、考えてみると必死すぎる猫の写真を撮るには撮る方だって必死すぎなければならない。その辺を歩き回るだけで見つかるはずはずはなく、必死に歩いて、必死に探して、必死に撮る。ネコとカメラマンのこの熾烈な戦いを必死必死(ヒシヒシ)と感じることこそが、この写真集の見どころではないだろうか。これを労作といわずして何を労作というのだろうか???で、あなた!表紙ののぞき猫なんて、ミクロの必死よ。中はもっともっとスゴいんだから。
というわけで、これはもう見るしかないっっっっっ!!ヨロシク。
2018.4.11 な、なんか、あれが見つかった、あれが書かれてた、あれがあれだった、みたいなことばっかり。やれやれ。読書は小泉今日子「小泉放談」が終わったところ。
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