出る本。三崎亜記「30センチの冒険」(10/14)。彼には「となり町戦争」「バスジャック」「失われた町」「鼓笛隊の襲来」など印象的な長編や短編集がある。独自の世界を切り拓いてる感じがして好きだったのだけど、最近は読んでいない。でもこれはちょっと気になるんだなぁ。アマゾンの紹介文、読んでみてください。
僕が迷い込んだのは、「大地の秩序」が乱れた世界――
三崎亜記のすべてが詰まった傑作ファンタジー!
故郷に帰るバスに乗ったユーリが迷い込んだのは、
遠近の概念が狂った世界だった。
ここでは、目の前に見えるものがそばにあるとは限らず、
屋外に出ればたちまち道に迷ってしまう。
街の人々に教えられ、ユーリはこの世界のことを少しずつ知っていく。
私生活のすべてを犠牲にして、この世界の道筋を記憶する女性「ネハリ」。
不死の「渡来人」。砂漠の先にある「分断線」。
人間と決別し、野生に戻った本たちと「本を統べる者」。
そして、通り過ぎる街の人々を連れ去っていく「鼓笛隊」。
全滅の危機に瀕した街のために、ユーリは立ち上がる。
この世界にあるはずのない「30センチのものさし」を持って。
どうでしょう?久しぶりに三崎亜記ワールドに触れてみようかな。うむ。
◯三崎亜記「となり町戦争」の書評はこちら。これは傑作!
もう1冊、ジェフリー・ディーヴァー「ブラック・スクリーム」出ます。彼のリンカーン・ライムシリーズは無敵のおもしろさ。物語世界にどっぷり浸かりたいならおすすめです。今回は舞台がニューヨークからナポリへ。誘拐事件の犯人を追ってイタリアに行く展開だとか。またまたとんでもないどんでん返しがあるのか???
2018.10.15 東京地方、天気がイマイチ。曇りの日が続いて気分も今ひとつ。やること多し。読書はすごく薄い「古賀史健がまとめた糸井重里のこと。」が終わらない。
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