過去1年間(毎年9月1日から翌年10月1日までの期間)に出た小説の中でジャンルを問わず最もおもしろいと評価された本に贈られる山田風太郎賞。山田風太郎は大好きだったので毎年注目している賞です。
過去には窪美澄「晴天の迷いクジラ」、佐藤正午「鳩の撃退法」、塩田武士「罪の声」など僕の好きな作品も選ばれていて、なんとなく好感も持っています。選考委員は奥泉光、京極夏彦、筒井康隆、林真理子、夢枕獏となかなか豪華。今年の候補作は以下の5冊です。
ううむ、全部未読。まぁ、よくあることですが。注目しているのは真藤順丈の「宝島」。アマゾンで紹介されている新聞や雑誌の評がなかなか熱いです。あとは須賀しのぶの「夏空白花(なつぞらはっか)」。これは戦後すぐの高校野球をテーマにしたもの。ちょっと興味があります。選考会は10月26日。さて、どの作品が受賞するのかな?発表が楽しみ!
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