また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評・感想、出た本出る本など、本関連の最新ニュースを届けます。

【ドラマ】お見逃しなく!11月12日、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 脚本家・坂元裕二」放送!

 おぉ「Mother」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「anone」などの脚本家、坂元裕二さんが明日の「プロフェッショナル 仕事の流儀」に登場します。NHK総合22時25分から23時10分までです。これは本当に楽しみ!!内容をNHKのサイトから引用してみますね。

 

『最高の離婚』『カルテット』など、名だたるヒットドラマを手がける脚本家、坂元裕二(51)。今回、「最初で最後」という脚本作りの現場に密着取材が許された。カメラがとらえたのは、物語を作る上での数々のこだわり。3月に連続ドラマの執筆を休止すると宣言して以来、坂元は舞台脚本という制約の多いフィールドを選び、過去の自分を超えたいと、苦闘していた。心揺さぶる物語が生まれる秘密とは。半年間にわたる魂の記録!

 

坂元さんは自らのインスタでこんなコメントを書いています。

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【賞いろいろ】第1回「Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞」は角幡唯介「極夜行」に決定!

 聞き慣れない賞ですが、あの「本屋大賞」に新設されたノンフィクション本のための賞です。Yahoo!ニュースは去年から「本屋大賞」にメディアパートナーとして参加しているのですが、さらにノンフィクション部門での協力を決めたそうです。

 

 個人的には小説を読むことが多くて、なかなかノンフィクションまで手が回らないのですが、読みたいと思ったノンフィクションはすでに高い評価を受けているものがほとんどなので、どれもすごくおもしろい。けっこう夢中になって読んでしまいます。ノンフィクションも嫌いなわけではないです。

 

 ということで、第1回目の今年、選ばれたのは角幡唯介さんの「極夜行」でした。パチパチパチ!書名は何度か目にしました。話題作ですね。で、極夜って何?

 

極夜――「それは太陽が地平線の下に沈んで姿を見せない、長い、長い漆黒の夜である。そして、その漆黒の夜は場所によっては3カ月から4カ月、極端な場所では半年も続くところもある」(本文より)

 

 そんなとこイヤだ。行くんだよなぁ、こういう場所に。アマゾンの内容紹介を読むと、角幡さんがなぜこの冒険に出たのか、そして、どんな冒険だったのかが少しだけ分かります。ううむ、準備に3年…。

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【文学賞】野間文芸賞は橋本治「草薙の剣」。新人賞に乗代雄介「本物の読書家」、金子薫「双子は驢馬に跨がって」

 講談社の「野間賞」、第71回の各賞受賞者が決まりました。野間文芸賞は橋本治さんの「草薙の剣」。今年3月に新潮社から出た小説です。橋本さんの本、昔はよく読んだけどなぁ。今はちょっとご無沙汰しています。どんなストーリーなのかアマゾンから引用してみますね。

 

なんで僕はこんなところにいるんだろう? 日本人の心の百年を辿る壮大な長篇小説。62歳から12歳まで、10歳ずつ年の違う6人の男たちを主人公に、その父母や祖父母まで遡るそれぞれの人生を描いて、敗戦、高度経済成長、オイルショック、昭和の終焉、バブル崩壊、二つの大震災を生きた日本人の軌跡を辿る。戦後日本の行き着いた先である現代のありようを根底から問い直す、畢生の長篇小説。作家デビュー40周年記念作品。

 

 ふむふむ、これはちょっとおもしろそう。橋本さん久々の受賞じゃないかなぁ。パチパチパチ!!!

 

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【書評】糸井重里/古賀史健「古賀史健がまとめた糸井重里のこと。」-糸井重里という人間に興味がある人ならぜひ!

 まず薄いことに驚いた。こんなに薄いのか!「あとがきにかえて」という糸井さんの文章の中にこのインタビュー集のすべてがあるような気がするし、この薄さもそこに内包されている気がする。ちょっと引用してみる。

 

ぼくという人間が、いっぱしの人物でないことが、こういう本をつくりにくくしているはずだし、いっぱしのなにかであることにあんまり価値をおいてないことも、さらに念入りに内容を弱くしているはずだとは思っている。

 

 糸井重里という人はいっぱしの人物ではある。だから、書きようによっては「それなり」の評伝?ができたかもしれない。でも彼はそこに価値をおいていないし、その「いっぱし感」を恥ずかしがっている。いやいやそんなのやめてよ、と思ってる。古賀史健というインタビュアーがいたからこそこの本は「いい感じ」で成立しているのだ。

 

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2018.11/2週)

 出た本。角田光代「源氏物語 中」出ました。池澤夏樹編集・日本文学全集の中の注目作です。え〜っと、私、上巻買いました。書いましたが、途中で挫折。積ん読本の上で寂しくしております。ううむ。読んでておもしろいなと感じるところはたくさんあるのだけど、こういった男女の話にあまり興味がないのかな?いや、そんなことはないな。読みやすくはなっているものも、やはり古文アレルギーみたいなのがあるのかもしれません。

 

 出る本、宮部みゆきの「希望荘」(11/9)が文庫になります。「誰か」「名もなき毒」「ペテロの葬列」に続く杉村三郎シリーズの最新作です。この「希望荘」から杉村は、それまでの大会社今多コンツェルンのムコ殿という立場を捨て、私立探偵として活躍を始めます。いろいろな意味で身軽になったその活躍ぶりは読み応えがあります。未読の人はぜひ!

 

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