また、本の話をしてる

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【映像化】みなもと太郎の「風雲児たち」、三谷幸喜脚本でNHKのお正月時代劇に!

 おぉ、これはビッグニュース!「風雲児たち」はみなもと太郎の大河歴史ギャグ漫画で、SPコミックスで全20巻。さらに幕末編も連載中でこれが29巻まで発売されています。僕も全部は読んでいないけれど、これおもしろいです。ギャグ満載でまさにみなもと太郎ワールド!読み始めたら止められません。

 

 ドラマは「風雲児たち〜蘭学革命(れぼりゅうし)篇〜」で、原作では4巻あたりからの話です。前野良沢と杉田玄白の蘭学事始、前野には片岡愛之助、杉田には新納慎也、平賀源内が山本耕史、田沼意次が草刈正雄…そうです、「真田丸」のキャストです。この4人以外はまだ発表されていないので、堺雅人や大泉洋、長澤まさみあたりも出るといいなぁ。

 

 とにもかくにも、お正月に三谷幸喜ドラマ。これはすご〜く楽しみ!!!

 

○NHKの発表ページはこちら

 

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2017.8/3週)

 さて、出た本。「絵本作家61人のアトリエと道具」出ました。ううむ、これは何だかとても気になるぞ。知らない人も多いけれど、ヨシタケシンスケさん、長谷川義史さん、トーベン・クールマンさん、亡くなった安西水丸さんのアトリエも紹介されている。どんな道具を使っているのかも知りたい。よし、読もう!

 

○玄光社の本の紹介ページはこちら。

絵本作家61人のアトリエと道具 « 書籍・ムック | 玄光社

 

 出る本。ミロコマチコの新作絵本「まっくらやみのまっくろ」(8/17)出ます。いやいやいや、これはもうこのタイトルだけで、ミロコマチコワールド全開の物語だってことがわかるじゃないですか。楽しみっ!!!

 

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【BOOK NEWS】角田光代「源氏物語」、特設サイトがオープンしました!上巻9月12日発売

 池澤夏樹個人編集の「日本文学全集」から角田光代訳の「源氏物語」が出ることは前にもブログに書きましたが、特設サイトがオープンしました。上巻が9月12日発売ですからもう少しですね。これは僕も読もうと思っています。

 

サイトに角田源氏の特長について書いてあるので、まずそれを引用してみましょう。

 

①原文に忠実に沿いながらも現代的で歯切れがよく、心の襞に入り込む自然な訳文
②地の文の敬語をほぼ廃したことで細部まで分かりやすい
③生き生きとした会話文
④草子地(そうしじ)の文と呼ばれる第三者の声を魅力的に訳して挿入
⑤和歌や漢詩などの引用は全文を補って紹介

 

 うむ、そういうことですね。さらに「新訳について」という角田さんの文章から僕が気になった部分をピックアップしてみました。

 

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【BOOK NEWS】楽しみ!楽しみ!デビュー30周年記念特別作品、宮部みゆきの新刊「この世の春」

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 さてさてさて、今年は宮部みゆきの生誕…じゃなかったデビュー30周年なのですが、新潮社から30周年記念特別作品と銘打った小説「この世の春」が出ます。上下2巻で8月31日発売!30周年記念の特設サイトがあるのですがそこで紹介されているこの小説の惹句が何だかすごい。ちょっと引用してみますね。

 

小説史に類を見ない息を呑む大仕掛け
そこまでやるかミヤベ魔術!

 

それは亡者たちの声? それとも心の扉が軋む音? 正体不明の悪意が怪しい囁きと化して、かけがえのない人々を蝕み始めていた。目鼻を持たぬ仮面に怯え続ける青年は、恐怖の果てにひとりの少年をつくった。悪が幾重にも憑依した一族の救世主に、この少年はなりうるのか――。21世紀最強のサイコ&ミステリー、ここに降臨!

 

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【書評】北村薫「八月の六日間」-アラフォー女子を山が救う!

 北村薫の文体は独特だ。時々、知が勝ちすぎる物語もあるので、当然読者を選ぶ。そんな彼が山登りの小説を書いた。へぇ〜どんな感じだろうと思って読んでみると、北村薫はやっぱり北村薫だった。


 しかし、誤解があった。山登り小説だと思っていたけれど、そうではなかった。確かにこれを読んで山に登りたいと思う人は多いだろう。特に女性は強く思うかもしれない。実際、文庫の解説を書いた書評家の瀧井朝世も登り始めたらしい。


 この小説の主人公「わたし」の周りでは辛いことばかりが起こる。上司である編集長は困ったちゃんで仕事は大変だし、長い間友人であった女性を突然亡くしてしまうし、5年前に別れた男の結婚話を聞いてしまう。山は、そんな彼女の「救い」になっている。自然の脅威に向かい合うことでよけいなことを考えなくてすむからだ。グループではなく一人の登山だから自分の好きなようにできるからだ。

 

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2017.8/2週)

 出た本。俵万智の5つ目の歌集「オレがマリオ」が文庫になりました。東日本大震災後に仙台から息子と共に石垣島に移住した俵さん。収録されている幾つかの歌を読んで気になっていました。紹介文から引用してみますね。これは買おうかなぁ。

 

「電信柱抜けそうなほど揺れていた」震度7とはそういうことか


空腹を訴える子と手をつなぐ百円あれどおにぎりあらず


子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え

醬油さし買おうと思うこの部屋にもう少し長く住む予感して


第三者的には「軟禁」とも言える車を持たぬ離島の暮らし


「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ

 

 太宰治賞他受賞のデビュー作「さようなら、オレンジ」、坪田譲治文学賞受賞の2作目「Masato」、デビューから高い評価を受けている岩城けいの新作「ジャパン・トリップ」が出ました。オーストラリアから日本にやってきた9人の子供たちの7日間の大冒険!異文化と触れ合いそれを乗り越えていく人々を描く彼女の作品はやはり気になります。

 

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【書評】ヨシタケシンスケ「ヨチヨチ父-とまどう日々」-このホンネ満載はお母さんたちから総スカンくらいそう

 いやいやいや、いやいやいやいや、これはスゴいぞ。今をときめく絵本作家ヨシタケシンスケの子育てイラストエッセイ!僕は子供はいないし、子育ての経験もない。だけどこれを読むと、そのタイヘンさをヒシヒシと感じ、同時に子育てでの父親の立場のビミョーさに気がつくのだ。

 

 ヨシタケさんがすごいのは、子育てにおける「男のホンネ」をひょうひょうとしたあの語り口でズバリ語っちゃってるところ。ちょっと本文を引用してみますね。

 

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