本は出る出る、読書はできず。いろいろ忙しい今日このごろです。え〜っと、では出ちゃった本。「のぼうの城」の和田竜、新刊が出ました。「村上海賊の娘」上下巻。この人は採り上げる人物がおもしろいからな。今回も期待できそう。夏葉社から出た「レンブラントの帽子」をこのブログでも取り上げたバーナード・マラマッド。岩波文庫から短編集「魔法の樽」が出ました。マラマッド巧いからなぁ。これはもう「買い」です。「恋愛中毒」が印象的だった山本文緒さん。うつ病も克服し15年ぶりの長編「なぎさ」が評判になってます。ストーリーだけ読んでもこれは期待できそう。読むぞっ!
では出る本。大江健三郎は時々読んで、いやぁほんとおもしろいな、とは思うのだけど、そんなには読んでない作家。3.11後に書いていた小説をすべて破棄し、新たに書かれたというのがこの「晩年様式集 イン・レイト・スタイル」(10/25)。いいタイトルだなぁ、表紙もいい。最後は、平松洋子「ひさりぶりの海苔弁」(10/25)。週刊文春の好エッセイ3冊めの単行本化だ。安西水丸のイラストがいいのよねぇ。というわけで、今回はこれまでっ。
◯和田竜「のぼうの城」のレビューはこちらから。
◯マラマッド「レンブラントの帽子」のレビューはこちら。
村上海賊の娘 上巻 和田 竜 |
村上海賊の娘 下巻 和田 竜 |
魔法の樽 他十二篇 (岩波文庫) マラマッド 阿部 公彦 |
なぎさ (単行本) 山本 文緒 |
晩年様式集 大江 健三郎 |
ひさしぶりの海苔弁 平松 洋子 安西 水丸 |
2013.10.24 読書はいぜんスティーヴン・キングの「11/22/63」。まだ上巻が終わらない。台風来るのかなぁ。週末はいろいろあるのに。
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