また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評、新刊案内など、本関連の最新ニュースを中心にお届けします。

【BOOK NEWS】「小学8年生」発売!どうなんだ、どうなんだ、どうなんだっ!

 

 小学館の学習雑誌、今はもう「小学一年生」だけになっちゃったんですね。僕らが小学生の頃は全学年あって、さらに学研の「学習」「科学」は学校に売りに来て…。中学生になったら学研の「中一コース」にするか旺文社の「中一時代」にするか迷ったりしていました。この両者は高3まであったけれど、旺文社は「高3時代」じゃなくて「螢雪時代」、これが受験一辺倒で全然おもしろくない。なんだよぉ、って思ってました。って、いつの話だ!

 

 で、小学館から「小学8年生」出ましたっ。8年ってなんだ?って思いますよね。理由は表紙の上に書いてあります。「8はどんな数字にも変身する。だから…」、なるほどね。デジタルだとそうなりますね。というわけで、「小学8年生」は小学校の全学年に対応する雑誌だそうです。

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【写真集/感想】梅佳代「白い犬」-これは「生活感のある犬の写真集」(笑)なのである

 梅佳代の写真集には白い犬がよく登場する。カメラ目線でうんちしてたり。この犬、実家に飼われている犬で今回初めて知っのだが名前はリョウという。メスだけどリョウ!弟が寮で拾ってきたらしい。

 

 梅佳代の写真にはシャッターチャンスがない。撮ったときがシャッタ ーチャンス。こんな時に撮らないだろうって時に平気で撮っちゃう。 「実家はヒマやし、撮る」って彼女は言ってるけど、それでもなぁ。しょうがないから「天才じゃないのか」なんて言ってみる。

 

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【BOOK NEWS】雑誌「SWITCH」特集「ほぼ糸井重里」がなんだか大変なことに

 

 「SWITCH」が糸井重里特集をやることはすでにこのブログでも書きましたが、大増ページで特別価格のスペシャルバージョンになるようです。編集長の新井さんはけっこう糸井さんに影響受けてる人だからなぁ。まぁ、ほぼ日好き、糸井好きの僕らにとってもこの特集はとてもうれしいものですが。

 

 内容についてはアマゾンの内容紹介を読んでもらうことにして、ここで再度とりあげたのはこの特集号を記念して「ほぼ日」の「TOBICHI2」というイベントスペースで「あふれたこと展」が開催されるからです。

 

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2017.2/3週)

 さて、出た本。一昨年末の本ですみません!「悩ましい国語辞典ー辞書編集者だけが知っている言葉の深層」、気になります。帯に載っている「まじ!は江戸時代に使われた」とか「人一倍がんばる、とは何倍のことか?」、これだけでも読みたい気分に。「舟を編む」の三浦しをんさんも推薦!!あ、辞典ってなってますが日本語エッセイです。

 

  1月に出ていた上橋菜穂子×齊藤慶輔「命の意味 命のしるし」も気になる一冊。NHKの「SWITCHインタビュー達人達」の再放送を先日見たのですが、その書籍化。上橋さんはご存知でしょうが、齊藤さんは野生の動物たちとの共生の道を探し続けている獣医師、テレビがすごくおもしろく感動的だったのでこれ読んでみたいです。

 

 出る本。今日発売の雑誌「MONKEY」は特集「ともだちがいない!」、村上春樹のアンデルセン文学賞のスピーチ全文や村田沙耶香インタビューも気になります。

 

これまでの「出る本、出た本」はこちらから!

 2017.2.15 え〜っとちょっと忙しかった仕事が一段落して一安心。読書は宮部みゆきの「三鬼」。相変わらずうまいなぁ。

 

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【映像化】又吉直樹「火花」、今年11月に映画化!監督・板尾創路、主演・菅田将暉×桐谷健太

 昨日の又吉直樹二作目の話題に続いて、今度は「火花」映画化のニュースです。う〜む、又吉関連、盛りあがってるなぁ。

 

 板尾さんの監督作品は見たことないのですが、どうなのでしょう?キャストは主役の徳永が菅田将暉で先輩の神谷が桐谷健太、うん、これはなかなかいいんじゃないかなぁ。2人とも今一番ノッてる役者だし。あっ、真樹役は木村文乃です。

 

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【BOOK NEWS】又吉直樹新作はラブストーリー!タイトルは「劇場」、NHKスペシャルも

 又吉直樹の2作目の小説が文芸誌「新潮」4月号(3月7日発売)に掲載されることが発表されました。タイトルは「劇場」、恋愛小説だそうです。今見たら「新潮」、もうアマゾンの文芸雑誌部門のベストセラー1位になってる。

 

 そして、2月26日には執筆中の又吉さんに密着取材したNHKスペシャル「又吉直樹 第二作への苦闘(仮)」も放送されます。まぁ、第一作があれだけ注目されて、芥川賞も取っちゃったんだから「苦闘」も当然ですよね。

 

 26日はこの番組が夜の9時から9時49分まで。11時からはドラマ「火花」が始まります。ううむ、NHK、盛り上げるなぁ。「火花」は文庫も出たし、いやいやこれは大変だ。新作、期待しちゃうぞ。

 

【追悼】ショック…谷口ジローさん亡くなる

 69歳だそうです。あまりにも早すぎる。女性では大島弓子、岡崎京子、高野文子が自分にとってのフォーエバーな作家ですが、男性では谷口さんだけ。まだまだまだまだあの独特なタッチのコミックを描いて欲しかった…。残念でなりません。

 

 谷口さんのコミックの主人公はなんだかいつも逡巡しているイメージがあります。なにかをいつも自分に問いかけ追い求めているような…。古くて書評はないのですが関口夏央とコンビを組んだ「『坊っちゃん』の時代」あたりから本格的なファンになったので、まだまだ未読の本があるのですが…。最後の作品になった「ヴェネツィア」、これもまだ読んでないのですぐにでも読みたいと思ってます。

 

ブログからお気に入りの谷口作品を紹介します。

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