主演のすずが松本穂香になったことはすでにこのブログでお知らせしましたが、詳細が解禁になりました。
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そうかぁ、これは知らなかったなぁ。松屋銀座で開催されている「MOE 40th Anniversary 島田ゆか 酒井駒子 ヒグチユウコ ヨシタケシンスケ なかやみわ 5人展」、タイトルでおわかりの通り、ちょっと異色の絵本雑誌「MOE」の40周年記念展です。5月7日まで。ううむ、原画が見られるし行ってみたいけれど行けそうもない。酒井さんの緻密な原画とヨシタケさんのヘナヘナな原画をじっくりと見たいんだけどなぁ。
◯展覧会の案内はこちら!
さて、この展覧会に関連してヨシタケシンスケさんの対談とインタビューが2つ、ネットでアップされていました。一つは糸井さんとの対談。これは展覧会のスタートに合わせて行われたみたいです。2人は「ほぼ日」でも対談してますが、あれも楽しかったなぁ。
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ついに50を越えちゃった小泉今日子が人生の先輩たち(女性ね)に「50代以降をどう生きるか?」のヒントをもらおうと会って話したのがこの対談集。それにしても対談相手がすご過ぎる。読まなくてもいいぐらい。この文庫を買って、神棚に供えて、手を合わせるだけでもご利益がありそう。と、とにかくこのメンバーだもん!
YOU、浜田真理子、江國香織、吉本ばなな、中野明海、熊谷真実、樹木希林、浅田美代子、平松洋子、上野千鶴子、美輪明宏、高橋惠子、槇村さとる、芳村真理、渡辺えり、いくえみ綾、増田令子、淀川美代子、甲田益也子、伊藤蘭、片桐はいり、湯山玲子、中野翠、広田レオナ、小池百合子
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さすがにゴールデンウィークは出る本が少ない。というわけで、気になる雑誌を紹介。出た雑誌、「小説新潮」の最新5月号がなかなかの内容。個人的に気になるのが矢部太郎×ヨシタケシンスケの対談。副題が「考えちゃう派」の僕たち、だって。そうなのね、考えちゃうのね。これはぜひ読みたい!!メインの特集は「R-18文学賞大特集」。R-18はいいですよぉ。有力な女性作家をたくさん生み出している。その代表の窪美澄さんと一木けいさんの対談も気になるところ。最新の第17回受賞作も発表されています。
◯詳細は新潮社のホームページで
そして、「芸術新潮」の最新号の特集は「最強の日本絵画100」。ううむ、最強ぐらいはしっかり見ておきたいけどなぁ。これは永久保存版!
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ポプラ文庫10周年を記念して全国の書店で開催中の「あるかしら文庫」、すご〜く気になってるのだけど、近くの本屋ではきちんとした展示を見かけない。絵本作家ヨシタケシンスケさんの人気絵本「あるかしら書店」とコラボした文庫フェアで、対象になっているのは小川糸「食堂かたつむり」、中脇初枝「きみはいい子」、ドリアン助川「あん」、原田マハ「翔ぶ少女」など16冊。なんと、それぞれにヨシタケさんがオリジナルブックカバーが付いてるんです。上のは「食堂かたつむり」のもの。いいでしょう?
書店でのPOPというか展開の仕方もなかなかかわいいし、2冊買うとヨシタケさんのシールももらえるらしい。う〜ん、ヨシタケファンとしてはたまらん企画だなぁ。どっか近くでやってる本屋、あるかしら?
◯あるかしら文庫の詳細はこちらで
◯「ダ・ヴィンチ」の記事で一部カバーも見られます
◯ツイッターでいろいろな展開も見られます!
続きを読むさてさて今年の手塚治虫文化賞、マンガ大賞は野田サトルさんの「ゴールデンカムイ」に決定しました。パチパチパチ!3年連続候補に選ばれていて人気も高いのでそろそろかな、と思っていました。2014年から連載スタートして今は「六合目あたり」だって。これからの展開を期待!受賞作を除いた候補作は以下の通り。
白井カイウ原作、出水ぽすか画「約束のネバーランド」
おざわゆき「傘寿まり子」
石塚真一「BLUE GIANT」
LF・ボレ作、フィリップ・ニクルー画「MATSUMOTO」
Ark Performance「蒼き鋼のアルペジオ」
田中圭一「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」
田辺剛「狂気の山脈にて」
鳥飼茜「先生の白い噓」
石黒正数「それでも町は廻っている」
新生賞は「BSASTARS」の板垣巴留(ぱる)さんに。審査員の秋本治さんが「今一番輝いている」とコメントしてます。「マンガ大賞2018」も受賞!これは読んでないけれどちょっと心惹かれるなぁ。
短編賞には矢部太郎さんの話題作「大家さんと僕」が選ばれました。漫画家以外では初の快挙!「ほぼ日」での糸井さんとの対談もおもしろかった。
◯「ほぼ日」での対談はこちら!
帯がズルい。「なぜ今まで片岡義男の珈琲エッセイ本がなかったのか?」って書いてある。え〜〜っ、そんなことないよなぁ、何かなかったっけ?小説には珈琲たくさん出てくるけれどエッセイはないか?でも片岡さんの小説ってエッセイっぽかったりもするから…とかとか思っているうちに本屋のレジに並んでる。ズルい!
で、読んでみると、これはもう珈琲なんか超えちゃっておもしろい。ある意味、珈琲なんかどうだっていいぐらいおもしろい。45篇の書き下ろし!!!!確かに珈琲が起点になってたり、背景だったりしてるわけだけど、エッセイとしてのおもしろさがバツグンなのだ。
2篇目の「コーヒーでいいや」という言い方の話がすこぶるおもしろいし、京都にある「静香」という喫茶店の椅子へのこだわりには驚かされるし、ビートルズの4人のポートレートとそこに記されたサインの物語はドキドキするし、美空ひばりとの不思議な邂逅はいつまでも心に残る。レコードと歌とコーヒーの関係、映画の中のコーヒーの話は、遥か昔、若き日々を思い起こさせてくれる。お茶の水の聖橋から見る電車の揃い踏み写真におおっと声をあげ、名曲喫茶の話にウンウンと頷く。ところどころに入ってる写真がまたいい。
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