暑い。暑すぎる。さて、出た本。「原由美子の仕事1970→」、昔は「アンアン」や「クロワッサン」もよく買って見ていた。スタイリスト原由美子が作るファッションページはなんともカッコ良かった。今見てもたぶん洗練を感じるに違いない。そんな彼女の自伝的回顧録。これはぜひ読みたい。ちょっと立ち読みしたのだが、もう少しビジュアルがあってもいい。28日発売の雑誌「Numero TOKYO」はキョンキョンの大特集。彼女自身が指名した横尾忠則、都築響一、松田奈緒子、YOUとのコラボが気になる。とんぼの本の新刊「気になるガウディ」を書いたのは建築家の磯崎新。「嫌いだけど、なぜか気になる」ガウディについて磯崎はどう語るのか?
さて、今日発売の小説を2冊。絶好調!綿矢りさの「ひらいて」。この人はいったいどこに向かっているのだろう? なんだかスゴいという噂。読もう。そして、映画監督でもある西川美和の新作「その日東京駅五時二十五分発」。彼女の映画は「ゆれる」も「ディア・ドクター」も大好きだ。その原作となった小説もまたおもしろい。優れた表現者である西川美和が描いた戦争とは?とても気になる。
原由美子の仕事 原 由美子 |
Numero TOKYO2012年9月号 扶桑社 |
気になるガウディ (とんぼの本) 磯崎 新 |
ひらいて 綿矢 りさ |
その日東京駅五時二十五分発 西川 美和 |
2012.7.31 わが家、ノーエアコンですからね。暑いし、五輪で寝不足だし。読書は「岡崎京子の仕事集」をまだまだ読みながら、津村記久子「とにかくうちに帰ります」に突入。たのしみ!
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