出た本。話題ですね。「天地明察」「光圀伝」等の冲方丁の新作「十二人の死にたい子どもたち」。著者初の長編ミステリーです。廃業した病院に集まった12人の子どもたち。彼らの目的はみんなで安楽死すること。しかし…。シドニー・ルメットの傑作映画「十二人の怒れる男」が思い起こされるタイトルとストーリー。気になる一冊。
今週は出た本のみで後の2冊は伊藤若冲関連。河治和香の小説「遊戯神通 伊藤若冲」、出てました。これはかなりおもしろいアプローチなので若冲ファンは必読かも。僕も読んでみたいです。著者の河治和香さんにも興味あり。
辻惟雄「若冲の花」は若冲最晩年の傑作といわれる京都・信行寺の「花卉(かき)図天井画」全167点を収録したもの。NHKスペシャルでも紹介されていました。これ、去年初めて一般公開されましたが、普段は非公開。天井画なので細部まではしっかり見ることができないので、接写で見せてくれているこの本はとてもうれしいです。解説も充実しているようで見応え、読み応えたっぷり!買いそう。
2016.10.20 今日は夏みたいな暑さだった。ドラフト、え〜っ、投手が欲しいんじゃないの???読書は川上弘美「大きな鳥にさらわれないよう」。
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