さて、このブログでもノミネート6作を紹介した山田風太郎賞ですが、僕が一番心惹かれて読みたくなった塩田武士の「罪の声」が受賞しました。パチパチパチ!
これ、おもしろいと思います。あの「グリコ・森永事件」を題材にした小説で、すでにいろんなところで話題です。まずは、アマゾンの紹介文を読んでみてください。
内容(「BOOK」データベースより)
京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった―。
未解決事件の闇には、犯人も、その家族も存在する。圧倒的な取材と着想で描かれた全世代必読!本年度最高の長編小説。
今年最高かどうかはともかく、すごくおもしろそうでしょう?下の塩田さんのインタビューを併せて読むと作品の魅力が分かると思います。よし、僕も買って読もう!読まなくちゃならない本がたまっているのですぐには読めないけれど…う〜ん、年末年始の楽しみかな。
発表ページはこちらです。
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