原田マハさんのアート小説が好きで必ず読んでいます。去年の「暗幕のゲルニカ」はマイベストの7位に入りました。とはいっても、けっこう刊行ペースが早い人なので、バーナード・リーチを主人公にした「リーチ先生」と「デトロイト美術館の奇跡」はまだ読んでいません。
さて、今、彼女が書いてるアート小説で気になっているのが2つ。1つ目は幻冬舎の隔月誌「パピルス」から「小説幻冬」に連載が引き継がれた「たゆたえども沈まず」、これはゴッホの話のようです。「パピルス」で挿絵を描いていた君野可代子さんの絵がすごくいいので、これ本になる時も入れて欲しいなぁ。もう1つは京都新聞で連載中の「風神雷神」、こちらは情報が少ないのですが、冒頭は琳派展の描写から始まっているそうです。
キュレーターをやっておられた原田さんのアート小説。単行本になるのがとても楽しみです。
◯イラストレーター君野可代子さんのブログから「たゆたえども沈まず」関連のページ
◯僕がおすすめの原田さんのアート小説の書評です
◯原田さんのホームページはこちら。
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